落語を楽しむ
相変わらずのお笑いブームですが、笑いの古典といえば「落語」です。古きよき時代の情緒、人生の機微やペーソスを巧みな語り口と身振りで伝える落語には、一時で消えていく今時の笑いでは味わえない奥深さがあります。
興味があればとりあえず「寄席」に足を運んでみるのが一番でしょう。入場料は「木戸銭」といい、2,500円~3,000円くらいです。たいていの寄席は「昼の部」と「夜の部」に分かれており、それぞれ10数組の芸人さんが落語を中心に漫才、手品、太神楽(だいかぐら)などの芸を入れ替わりで披露してくれます。 映画と違い開いた時間にふらっと立ち寄ってもそこから楽しめますし、歌舞伎などのお芝居のようにかしこまることもありません。落語は庶民の娯楽です。好きなときに好きなように楽しむのが王道です。「寄席見物」のバスツアーを利用するのもいいですね。
また、落語のCDやDVDもお奨めです。「人間国宝」柳家小さん、「昭和の名人」古今亭志ん生や三遊亭円生などの大御所から、春風亭昇太のような中堅・若手まで、笑って泣いてストレス発散しましょう。
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