かわりダネおでん

おでんは「田楽」に由来するといわれています。田楽と言えば、今はコンニャクを思い浮かべますが、最初は豆腐が使われていたようです。地域によっては、里芋やジャガイモを田楽にするそうです。
ダシのきいたおつゆに大根やジャガイモ、ちくわ、卵、はんぺん、などの慣れ親しんだ食材を入れて味をしみこませた「おでん」を、「おでん博物館」の館長
新井由巳さんは、日本人の味覚の集大成だと言っています。
筆者は、おでんと言うと何故か「おそまつ君」にでてくる「チビ太」を思い出します。

今夜はちょっと具を変えて....

かわりダネおでん

【材料】4〜6人分
昆布: 5x10cm 1枚
花かつお: ひとにぎり
酒・薄口しょうゆ: 大さじ4
みりん: 大さじ3
水: 6カップ

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合いびき肉: 200g
小麦粉: 大さじ1
卵黄: 1個分
ハーブミックス: 小さじ1
鴨肉: 200g
手羽先: 5本
卵: 3個
ちくわ: 2本
さつま揚げ(小): 5〜6枚
はんぺん: 1枚
巻きしらたき(小): 5〜7個
がんもどき(小): 6個
トマト(大): 1個
大根:10cm

@おでん種の準備。
トマトはへたを取って熱湯にくぐらせ、皮がむけてきたら冷水にとり、皮をむく。鴨肉は皮目に5mmの格子状の切込みを入れる。卵はゆで卵にして殻をむく。大根は皮をむき、厚さ1cmくらいに切る。

Aおでんつゆの準備。
鍋に水6カップと昆布を入れて火にかける。昆布に細かい泡がたってふつふつしてきたら花かつおを加え、火を止める。花かつおが沈んだら煮汁をこし、おでんの鍋に入れる。酒、薄口しょうゆ、みりんを加えておでんつゆを作る。

B<A>を練り合わせてハーブ肉団子のタネを作る。

Cおでんつゆを火にかけ、手羽先、鴨肉を入れる。煮立ってきたらハーブ肉団子のタネをスプーンですくって入れる。肉が固まったら、その他のおでんダネも入れる。具に火が通ればできあがり。
※最初に手羽先や鴨肉、ひき肉団子を入れると煮汁に旨みが加わって美味しくなります。


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