湯田川温泉は山形県鶴岡市に位置する、開湯1300年の歴史を持つ由緒ある温泉地です。
庄内地方の「奥座敷」として知られ、静かな環境と豊かな自然に囲まれた癒しの場として親しまれています。
■特徴
・歴史と文化
奈良時代に開湯されたとされ、「白鷺の湯」とも呼ばれる。庄内三名湯の一つ。
・泉質
pH8.4の弱アルカリ性単純温泉。硬度375.8でミネラル豊富。美肌・美白効果が期待される柔らかい湯。
・温泉街の雰囲気
和風旅館が9軒ほど並び、浴衣姿でのそぞろ歩きが似合う静かな街並み。
・藤沢周平ゆかりの地
藤沢周平は山形県鶴岡市出身の時代小説作家で、彼の作品には庄内地方の風土や人情が色濃く描かれています。
湯田川温泉は、彼の生まれ育った地域に近く、作品の舞台や情景のモデルとなった場所が多く存在します。
*作品世界との重なり
『たそがれ清兵衛』『蝉しぐれ』などの作品には、湯田川温泉周辺の自然や町並みを彷彿とさせる描写が見られます。
*映画ロケ地
映画『たそがれ清兵衛』の撮影は、湯田川温泉の由豆佐賣神社などで行われました。
*文学散歩の地
鶴岡市では藤沢周平記念館が設けられており、湯田川温泉もその文学散歩ルートの一部として紹介されています。
■住所
所在地:山形県鶴岡市湯田川
■アクセス
〇公共交通機関
・鉄道+バス
JR羽越本線「鶴岡駅」下車
鶴岡駅から湯田川温泉行きのバスで約30分
・飛行機利用
羽田空港 → 庄内空港(約1時間)
庄内空港から車またはバスで鶴岡駅へ、そこから湯田川温泉へ
〇車
・高速道路利用
山形自動車道「鶴岡IC」から約15分
東北自動車道経由で関東方面からもアクセス可能
駐車場:各旅館に駐車場あり。日帰り入浴施設にも駐車スペースあり。
備考
湯田川温泉は「国民保養温泉地」に指定されており、湯治にも適した泉質です。
春には孟宗竹(タケノコ)料理が名物。5月が旬。
山形県鶴岡市周辺の観光スポットをご紹介します。。
1. 梅林公園(湯田川温泉内)
・特徴
湯田川温泉街にある風光明媚な公園。
約300本の紅梅、白梅が咲き誇り、春には「梅まつり」が開催される。
ぼたん、つつじ、水仙など四季折々の花も楽しめる。
・住所:山形県鶴岡市湯田川
2. 由豆佐賣神社(湯田川温泉内)
・特徴
白雉元年(650年)創建と伝わる格式高い神社。
湯田川温泉の守り神で、出湯と水の神を祀る。
境内には「乳イチョウ」などの見どころがあり、映画『たそがれ清兵衛』のロケ地としても知られる。
・住所:山形県鶴岡市湯田川
3. 加茂水族館(クラゲドリーム館)
・特徴
クラゲ展示種類数が世界一を誇る水族館。
幻想的なクラゲ水槽「クラゲドリームシアター」が名物。
庄内地方の海の生き物やアシカショーもあり、学びと癒しの両面を備える。
・住所:山形県鶴岡市今泉字大久保657-1
4. 羽黒山五重塔(国宝)
・特徴
平安期に平将門が建立したとされる東北最古の五重塔。
高さ29mの柿葺、素木造で、杉並木の中に佇む荘厳な姿が特徴。
国宝に指定されており、周囲には天然記念物「爺杉」もある。
・住所:山形県鶴岡市羽黒町手向

