「タマゴとコレステロール」についての誤解は、タマゴがコレステロールを多く含むため、摂取を控えるべきだという考え方からきています。
しかし、この考え方は全ての人に当てはまるわけではありません。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、脂質異常症などのLDLコレステロール値が高い方は、食事からのコレステロール摂取量を200mg/日以下に留めるのが望ましいとされています。
これは、卵1個のコレステロール量が約250mgであることから、卵を1日1個までとする考え方が一部で広まりました。
しかし、健康な人にとっては、コレステロールの摂取目標量は特に設けられていません。
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また、食事から摂取するコレステロールが血中のコレステロール値に与える影響は個人差が大きく、飽和脂肪酸と比べると影響は小さいとされています。
したがって、健康な人は積極的に卵を食べても問題ありません。
ちなみに、飽和脂肪酸を多く含む食品は以下のようなものがあります。
・肉類:特に脂身の多い部分。牛肉、豚肉、鶏肉など。
・乳製品:チーズ、バター、生クリームなど。
・油脂類:ラード(豚脂)、ヘット(牛脂)、パーム油、ココナッツオイルなど。
・菓子類:チョコレート、ポテトチップス、アイスクリームなど。
・加工食品:ベーコン、ソーセージ、ロースハムなど。
・インスタント食品:カップラーメンなど。
これらの食品は飽和脂肪酸が多く含まれていますが、適量を守りバランス良く摂取することが大切です。
また、飽和脂肪酸の摂取量が多いと心臓病や脂質異常症のリスクが高まる可能性があるため、注意が必要です。
LDLコレステロール値が高い人や、飽和脂肪酸やコレステロールを多く摂取している人は、その量を控えることで、LDLコレステロール値を下げることが可能です。
以上の情報から、一概に「タマゴは1日1個まで」とはいえず、個々の健康状態や食事の内容によります。
必要に応じて医療専門家の意見を求めることをおすすめします。


