夜中に足がつる、つまり「こむら返り」は、筋肉や神経の動きを調整しているミネラルのバランスが、加齢や疲労、栄養不足、発汗や脱水症状、冷えなどによって崩れることが原因と考えられています。
以下に、夜中に足がつる主な原因と対処法を詳しく説明します。
原因
1.筋肉量の減少
人間は20代がピークで、その後は年を取るごとに足の筋肉量が減っていきます。
2.筋肉疲労
足は歩く力や直立の姿勢を保持するために使われるため、非常に頑張り屋さんです。
3.血流が悪い
心臓と足の位置関係で考えますと、足は心臓から最も遠くにあります。
4.体の水分不足
体内の水分が不足すると、血流不良を起こします。
5.冷え
冷えや動脈硬化、水分不足で血流が悪くなると、血液が足の先まで届きにくくなります。
6.電解質異常
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの電解質は筋肉と神経の情報伝達に重要な役割を果たしています。
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対処法
1.ストレッチ
足がつった時はゆっくり伸ばしましょう。
2.水分補給
水分不足が原因であれば、適度な水分補給を心がけましょう。
3.適度な運動
適度な運動を行い、筋肉を鍛えることで筋肉量の減少を防ぎます。
4.冷えの解消
足元を温めることで血流を改善し、冷えを解消します。
5.ミネラルの補給
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルを含む食事を摂ることで、電解質のバランスを整えます。
以下に、主なミネラルとそれらが豊富に含まれる食品を紹介します。
*ナトリウム
バナナ、ドライフルーツ、豆類、ジャガイモ、野菜
*カリウム
野菜、果物、魚、全粒製品、豆類、ジャガイモ、豚肉、牛乳
*カルシウム
牛乳やチーズなどの乳製品、ヨーグルト、青野菜
*マグネシウム
牛乳、全粒シリアル製品、青野菜、ベリー類、バナナ、オレンジ
また、夜中に頻繁に足がつるのは、病気が原因である可能性が考えられます。
具体的には以下の病気の可能性が考えられます。
・脊髄の病気(例:脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア)
・代謝の病気(例:糖尿病、腎臓病、肝臓病)
・甲状腺の病気(例:甲状腺機能低下症、副甲状腺機能低下症)
・血管の病気
※これらの症状がある場合は、医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることをおすすめします。


