更年期の「汗が止まらない」現象は、実際には更年期症状だけでなく、バセドウ病の可能性もあります。
更年期
更年期は、女性が閉経前後の約10年間を指し、この時期には汗が止まらなくなったり、イライラといった精神状態が現れることがあります。
これらの症状は、女性ホルモンの一種「エストロゲン」の分泌量が低下するために起こります。
特に、寝ているときに汗をかく「寝汗」に悩まされている方が多く、エストロゲンの分泌量が低下するために汗だくで目覚めることもあります。
バセドウ病
一方、バセドウ病は甲状腺機能亢進症の一つで、過剰に分泌された甲状腺ホルモンにより代謝が異常に活発になる病気です。
脈拍が速く、汗が多く、暑がりで疲れやすくなる、あるいは慢性的にいらいら感や不眠に陥る、食欲が増加するも体重が減ってしまう場合もあります。
また、顔つきや目つきがきつくなる、眼が出てくるなどのサインはバセドウ病の代表的な症状であり、甲状腺が腫れて大きくなって首が太くなってきて初めて病気に気づくケースもあります。
見分け方や違い
更年期の「汗が止まらない」症状とバセドウ病との見分け方や違いは、更年期の大量発汗は昼間だけではなく夜間にも起こるため、朝目覚めるとパジャマや布団が濡れていることも多く、そもそも寝汗が酷くて就寝中に何度も起きることで睡眠障害になる可能性もあります。
一方、バセドウ病は甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、体内のさまざまな機能に影響を与える疾患です。
心配であれば、甲状腺専門外来や代謝内分泌内科など専門医療機関を受診しましょう。
具体的な診断や治療法については、必ず医療専門家にご相談ください。
※この情報は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の病状や個々の健康状態に対する診断や治療法を提供するものではありません。
また、この情報に基づいて行われる自己診断や自己治療は固く禁じられています。
健康に関するすべての問題については、医療専門家にご相談ください。


