歯ぎしり 悪い影響

歯ぎしりには以下のような悪い影響がありますので注意が必要です。

1.歯や歯ぐきへのダメージ
・歯の咬耗(歯が削れる)

・歯根の露出

・歯の動揺

・歯ぐきの炎症

・歯周病の進行

2.顎関節への負担
・顎関節痛

・顎関節症(顎関節の可動域制限など)

3.睡眠の質の低下
・歯ぎしり音で自分や家族の睡眠が妨げられる

4.頭痛
・歯ぎしりによる筋肉の過緊張から頭痛が起こる

5.耳痛や耳鳴り
・咀嚼筋の過緊張が耳に影響を及ぼす

6.食事や会話の支障
・歯や顎の痛みで食事や会話がしづらくなる

7.精神的ストレス
・自覚症状から不安になったり気分転換できずストレスがたまる

歯ぎしりが続くと、こうした様々な症状が現れ、口腔内の健康や生活の質が低下する可能性があります。

重症化すれば、補綴治療が必要になる場合もあります。適切な対処が重要とされています。

【PR】
自律神経を整えれば「食いしばり・歯ぎしり」は解決する

歯ぎしり 治療
これらの問題を解決するための一つの治療法として、ボトックスがあります。

ボトックスは、ボツリヌス菌から抽出した「タンパク質」の一種を筋肉に注射する治療法で、神経伝達物質の「アセチルコリン」の分泌を阻害し、筋肉の動きを弱める作用があります。

この作用により、食いしばりの予防に役立ちます。

ボトックス治療のメリットとしては、筋肉の動きを直接抑制することで、歯ぎしり自体の軽減につながること、また、過剰に発達した咬筋をボトックスにより弛緩させることで、エラの張りが落ち着いていき、小顔効果も期待できます。

ただし、ボトックス治療にはデメリットもあります。

注射による多少の痛みが生じる場合があり、注射による内出血を起こす場合があるほか、施術後、数日間は違和感や痛みが残る場合があります。

また、1回の施術では完全な改善は困難で、1回の施術で3~4ヶ月間程度有効とされています。

なお、ボトックス治療は、保険適用されないケースが多いです。

そのため、費用については、受診する医療機関や使用する薬剤の種類等により異なります。

以上の情報を踏まえ、具体的な治療法については、歯科医師と相談することをおすすめします。