歳をとるとよく眠る 本当か?

「歳をとるとよく眠る」という話は、実際には誤解が含まれています。

年齢を重ねると、睡眠の質やパターンが変わることが多いですが、必ずしも「よく眠る」とは限りません。

〇高齢者の睡眠の特徴
1. 睡眠時間の変化
一般的に、年齢を重ねると睡眠時間は短くなる傾向があります。

例えば、10代後半から20代では平均して8時間程度の睡眠が必要とされますが、65歳以上では6時間程度に減少することが多いです。

2. 睡眠の質の変化
高齢者は、睡眠が浅くなり、中途覚醒や早朝覚醒が増えることがあります。

これは、睡眠の深さを示す「深い睡眠」の割合が減少するためです。

3. 昼寝の増加
高齢者は、夜間の睡眠が浅く短くなるため、日中に短い昼寝を取ることが増えます。

これが「よく眠る」という印象を与えることがあります。

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〇平均的な一日の生活時間配分
2024年のデータによると、年齢別の平均的な一日の生活時間配分は以下のようになっています:

・10代後半から20代
睡眠時間は約8時間、仕事や学業に約8時間、自由時間に約4時間、その他の活動に約4時間。

・30代から40代
睡眠時間は約7時間、仕事や家事に約9時間、自由時間に約3時間、その他の活動に約5時間。

・50代から60代
睡眠時間は約6.5時間、仕事や家事に約8時間、自由時間に約4時間、その他の活動に約5.5時間。

・65歳以上
睡眠時間は約6時間、家事や趣味に約7時間、自由時間に約5時間、その他の活動に約6時間。

これらのデータからもわかるように、年齢を重ねると睡眠時間は減少し、日中の活動時間が増える傾向があります…