記憶力の低下は歳のせい?
「だんだん記憶力が悪くなった…」
「物忘れがひどい…」
「若い頃はもっと記憶力が良かった…」
私達は記憶力が下がるのを、年齢のせいにしがちではないでしょうか。
確かに、歳を重ねると脳の神経細胞はだんだんと減っていきます。脳細胞は再生
されませんよね。死んでいくばかりです。
しかし、脳の働きを決めるのは神経細胞の数ではなくて、個々の神経細胞の繋が
りである神経回路の数なんだそうです。そして、この神経回路の数は、歳を重ね
経験を重ねるごとに新たに増え続けることが分かっています。
歳のせいで覚えが悪いという嘆きは、実は間違いであり、多くの場合は努力不足
であると云います。記憶できる・できないは、記憶力といった能力の問題では
なく、記憶のための行動が不足しているというのです。記憶のための行動とは、
それはくり返しです。若い頃は、何度も何度もくり返していたのに、歳をとるに
したがって、そのくり返しの量が減っているだけなのだそうです。
確かに、相手の名前を直ぐに覚える人は、頻繁に相手の名前を口に出し、何回も
くり返して覚えていますね。覚えられない人は、くり返すことをしていません。
覚えたいことを直ぐにくり返しているかどうかがポイントのようです。
それでも、くり返しを大変だ、面倒だと感じる人も多いでしょう。
でも、覚えているうちに思い出したことありませんか?
覚えていると、直ぐに思い出せるのでくり返しが一気に楽になります。
思い出すクセをつけましょう。
あなたが記憶したいことを意識的に思い出すようにして下さい。
よく記憶する人は、記憶力が良いと云われがちですが、実際にはこういった
思い出すという見えない行動によって、効果的に記憶しているようなのです。


