日本人女性の乳癌発生率は30代から上がり、40代後半から50台前半がピークになります。
乳癌になりやすい要因についてみていきましょう。
エストロゲン
乳癌の発生にはエストロゲンが多く関わっていると云われています。
ざっくり云いますと、エストロゲンにさらされている期間=生理がある期間となります。
初産の年齢が30歳以上の方、出産経験のない方、初潮年齢が早かった方、閉経年齢が遅かった方、ホルモン補充療法を長期間続けている方、経口避妊剤を長期間使用した方は、少し注意されたほうが良さそうです。
遺伝的要素
乳癌にかかったことがある家族がいる方や、片方の乳房を乳癌で手術した方などがこれに当たります。
また、なんらかの形で遺伝子変異を起こしやすい環境にいた方も気をつけて頂きたいです。
例えば、乳房に放射線を多く浴びたり、過去に良性の乳腺疾患にかかったことがある方などです。
乳癌の発生にはBRCA1、BRCA2と呼ばれる遺伝子の変異が関わっていると云われています。
アメリカの女優アンジェリーナ・ジョリーさんは、このBRCA1の遺伝子異常を知ったことで両乳房を切除されました。
肥満
閉経後は脂肪組織の中でエストロゲンが作られます。
太っていると、その分エストロゲンが多くなるので、乳癌になりやすいと云われています。
但し、閉経前の肥満は逆に乳癌のリスクを下げると云われています。
女性の体は閉経前と閉経後でかなり変わるのですね。
少子化、早い初潮年齢など乳癌の危険因子が増えていることで、乳癌の発生が年々増加しているのかもしれません。
飲酒
また、ビール大瓶1日1本で乳癌リスクが1.7倍になるというデータもあります。
アルコールは量よりも頻度が問題だと云われています。
つまり、毎日飲むのが一番身体に悪いそうです。
たまにパァーと盛り上がるのは良しとしましょう。
アルコール類は、エタノールが分解されてできるアセトアルデヒトが癌を引き起こしたり、体内の栄養素や女性ホルモンに作用して癌リスクを高める可能性があるのだそうです。
エストロゲンを多く含む牛乳や乳製品にも用心したほうが良さそうです。


