映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』は、福田ますみさんのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』を原作とし、三池崇史監督がメガホンを取った作品です。
主演は綾野剛で、共演には柴咲コウ、亀梨和也、木村文乃、大倉孝二、迫田孝也、光石研、北村一輝、小林薫ら豪華キャストが揃っています。
〇あらすじ
2003年、日本で初めて「教師による児童への虐め」と認定された体罰事件が発生しました。
報道をきっかけに、主人公の小学校教諭・薮下誠一(綾野剛)は「史上最悪の殺人教師」と呼ばれ、停職処分を受けます。
児童側はさらに民事裁判を起こし、法廷での争いへと発展。
しかし、薮下は「すべて事実無根のでっちあげ」と完全否認し、予期せぬ展開が待ち受けていました。
〇監督、キャストのコメント
・綾野剛(薮下誠一役)
「エンタメとルポルタージュの共存、共演者と芝居の総当たり戦。
毎シーン呼吸を忘れるほどの魂の揺らぎ、各部署のとてつもない胆力。
三池崇史監督の祈りを道標に、ただただ魅了された現場でした」
・三池崇史(監督)
「この映画は、現実に起こった事件に基づいている。『殺人教師』にでっちあげられた男の怒りと恐怖、そして哀しみに包まれた人生の記録です。
余計な演出をできるだけ排除し、冷静に作り上げたつもりです」
〇公開情報
映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』は、2025年6月27日(金)より全国公開予定です。
衝撃的なテーマを扱った作品ですが、社会の在り方や報道の影響について深く考えさせられる内容になりそうですね。
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【三池崇史監督 プロフィール】
三池崇史監督は、日本の映画監督で、特にバイオレンスやホラー作品で知られています。
1960年8月24日生まれ、大阪府八尾市出身。
横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)で学び、今村昌平監督や恩地日出夫監督に師事しました。
〇主な経歴
*1991年:ビデオ映画『突風!ミニパト隊』で監督デビュー。
*1995年:劇場映画『新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争』で注目を集める。
*2001年:『殺し屋1』が海外で高く評価され、クエンティン・タランティーノらにも影響を与える。
*2010年:『十三人の刺客』がヴェネチア国際映画祭コンペティション部門で上映される。
*2013年:『藁の楯』がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品される。
〇代表作
『DEAD OR ALIVE』シリーズ
『オーディション』
『殺し屋1』
『着信アリ』
『ゼブラーマン』シリーズ
『クローズZERO』シリーズ
『悪の教典』
『土竜の唄』シリーズ
『ラプラスの魔女』
〇受賞歴
*東京国際映画祭 アジア映画賞(1999年『DEAD OR ALIVE 犯罪者』)
*日本アカデミー賞 優秀監督賞(2011年『十三人の刺客』)
*高崎映画祭 最優秀監督賞(1998年『中国の鳥人』)
*シッチェス・カタロニア国際映画祭 審査員特別賞(2003年『極道恐怖大劇場 牛頭 GOZU』)
三池監督は「仕事は来たもん順で受ける」「映像化可能であれば、まず何でもやってみる」と公言しており、多作な監督としても知られています。
その独特なスタイルと大胆な演出は、国内外で高く評価されています。

