ギターを弾きながら歌うことは、私の若い頃の夢でした。
音楽に情熱を注ぎ、自分の想いを表現することに憧れていました。
しかし、現実はそう甘くありませんでした。
学業や仕事、家庭や社会の責任に追われて、ギターを手にする時間はどんどん減っていきました。
気づけば、ギターは埃をかぶったまま、部屋の隅に置き去りにされていました。
でも、私はまだ諦めていませんでした。
中高年になっても、ギター弾き語りの夢は心の中に残っていました。
そして、ある日、思い切ってギターを持ち出してみました。
指は硬くなっていましたが、音はまだ響きました。
歌は上手くありませんでしたが、気持ちは伝わりました。
自分のために、そして誰かのために、ギターを弾きながら歌うことは、私にとって充実した毎日の一部になりました。
ギター弾き語りは、私の夢を叶えるための手段ではありませんでした。
ギター弾き語りは、私の夢そのものでした。
若い頃の夢は、中高年になっても色あせません。
むしろ、それは私の人生に彩りを与えてくれます。
ギターを弾きながら歌うことは、私にとって幸せな時間です…

