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松野トキの親友 サワのモデル

2025年度後半に放送予定のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」のヒロイン・松野トキ(高石あかり)は、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻である小泉セツをモデルにしています。

その親友である「サワ」についても、特定の史実上の人物がモデルとなっている可能性が高いです。

■サワのモデル候補:小泉セツの「幼馴染」や「女中仲間」
現時点での制作発表や時代背景から推測すると、サワのモデルは以下の人物像、あるいは当時のセツを取り巻く人間関係を凝縮したキャラクターであると考えられます。

*幼馴染の存在
小泉セツ(トキのモデル)は松江藩の士族の娘として生まれましたが、明治維新後の士族授産の失敗により、家計を支えるために周囲の親しい人々との繋がりを大切にしていました。

ドラマにおけるサワは、没落した士族の娘としての苦労を分かち合う、あるいは庶民的な視点からトキを支える「親友」としての役割を担うと考えられます。

*富田キク(小泉家の女中)の要素
小泉八雲とセツの生活を支え、家族同然に過ごした人物に富田キクがいます。

彼女はセツの右腕として家事を切り盛りし、八雲からも信頼されていました。

ドラマのサワがトキの結婚後も交流を持ち続ける設定であれば、このキクの献身的なエピソードが投影されている可能性があります。

*山脇房子(旧姓:小倉)
山脇房子(1867年 – 1950年)は、明治から昭和にかけて活躍した日本の教育者であり、現在の山脇学園中学校・高等学校の創設者として知られる人物です。

1. 松江士族の娘としての出自
彼女は島根県松江市の下級士族(松江藩士)の家に生まれました。

これはドラマのヒロイン・トキや親友サワの設定と共通しています。

明治維新後の混乱期、士族の特権を失った家庭で育ちますが、向学心が強く、島根県師範学校(現在の島根大学教育学部)を卒業して教職の道に進みました。

2. 女子教育への貢献
上京後、夫である山脇玄(法制局長官などを務めたエリート官僚)とともに、1903年(明治36年)に「女子実務学校(現在の山脇学園)」を設立しました。

「自立した女性」の育成:当時としては先進的な、女性の社会的自立と教養を重んじる教育を提唱しました。

*日本初の洋装制服
1919年(大正8年)には、日本で初めて女子学生に洋装の制服(現在の山脇学園の制服の原型)を導入したことでも有名です。

3. サワとの共通点と役割
ドラマのサワが「学びによって道を切り拓こうとする姿勢」や「教師を目指す志」を持っている点は、山脇房子氏の若き日の足跡と強く重なります。

*もう一人のトキ
制作サイドからは、サワは主人公・トキと対をなす「裏主人公」のような存在として位置づけられています。

*先進的な視点
トキが小泉八雲という「異文化」を受け入れることで世界を広げていくのに対し、サワは教育や自らの足で立つことで新しい時代の女性像を体現していくキャラクターとして描かれています。

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■ドラマにおけるサワの役割
朝ドラにおけるヒロインの親友役は、単なる脇役ではなく以下の重要な役割を果たすことが一般的です。

1. 対比構造
時代の変化に対し、伝統を守ろうとするトキと、新しい価値観に飛び込むサワ、といった対比で当時の女性の生き方を描く。

2. 物語の狂言回し
変わり者とされるラフカディオ・ハーン(劇中ではヘルン)とトキの交流を、視聴者に近い視点で驚いたり応援したりする。

※注意点
「ばけばけ」は小泉セツの自叙伝『思い出の記』などを原案としていますが、脚本のふじきみつ彦氏によるオリジナルストーリーの側面も強い作品です。

そのため、特定の1人の実在人物をなぞるというよりは、当時の松江に生きた複数の女性たちのエピソードを統合した「ドラマオリジナルキャラクター」としての性格が強いと予想されます。

実在の山脇房子氏は、のちに東京で大きな学園を築く成功を収めますが、ドラマのサワが今後どのようにその志を形にしていくのか、物語の大きな見どころと言えるでしょう。