テレビの音楽番組では、演者が実際には演奏せずに、あらかじめ録音された音源に合わせて演奏しているふりをする「当て振り」が一般的に行われています。
この慣行は制作者側の都合によるもので、演奏ミスやトラブルのリスク回避、機材セッティングやバックバンドのコストカットなどが目的とされています。
しかし、当て振りでは生演奏ならではの息づかい、グルーヴ感が失われてしまいます。
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経験者なら、アンプの電源ランプが付いていない、マイクやエフェクターがない、演奏の様子と実際の音が合っていないなどの兆候から、当て振りを見破ることができます。
最近では歌唱まで録音済みの音源に合わせる「口パク」も増えており、生演奏を楽しめないことに対する批判も出ています。
かつては音楽番組でバンドの生演奏が当たり前でしたが、制作現場の合理化が進む中で、次第にこうした「当て振り」が恒例化していったようです…

