NHK連続テレビ小説『あんぱん』で妻夫木聡さん演じる「八木信之介」には、公式発表はないものの、史実において複数の人物がモデルになっていると言われています。
特に以下の2人がその候補として挙げられています。
1. 新屋敷上等兵(戦時中)
* やなせたかしさん(ドラマでの柳井嵩)が所属していた小倉連隊の戦友で、上等兵だった人物です。
* やなせたかしさんの著書に登場し、「鬼屋敷と呼ばれて恐れられていたが、なかなかの快男子」と評されています。
* 軍隊になじめないやなせたかしさんを気にかけ、助け舟を出していた存在だったようです。
* ドラマの八木信之介が、戦時中に嵩を助ける姿は、この新屋敷上等兵のエピソードが基になっていると考えられています。
2. 辻信太郎さん(戦後)
* 株式会社サンリオの創業者です。
* やなせたかしさんの初めての詩集『愛する歌』を出版した人物としても知られています。
* 辻信太郎さんは、やなせたかしさんより9歳年下ですが、二人の出会いは1960年代で、やなせたかしさんが作家として活躍し始めた頃でした。
* 辻さんは学生時代にやなせたかしさんの詩集を愛読していた文学青年であり、その出会いが後のサンリオの企業理念や「キティちゃん」の誕生につながっていったと言われています。
* ドラマの八木信之介が戦後に嵩とのぶ(やなせたかしさんの妻 小松暢がモデル)の人生に大きな影響を与える存在となるのは、辻信太郎さんのエピソードが反映されている可能性が高いです。
【PR】
今から人生を謳歌する ギター演奏のすすめ
これらの情報から、八木信之介は、やなせたかしさんの人生において重要なターニングポイントで出会い、彼を支え、影響を与えた複数の人物の要素を組み合わせて創造されたキャラクターであると推測されます。
特に、戦時中の過酷な状況で心の支えとなった存在と、戦後、彼の創作活動や人生を大きく広げるきっかけとなった人物の側面を併せ持っていると言えるでしょう。

