私はある田舎町の貧乏な家に長男として生まれました。父親は工場勤務、いわゆるブルーカラー。母親も、後に町工場に勤めます。祖父母の他、小姑も沢山いたので、母親は大変苦労したと思います。
正直なところ、もっと裕福な家に生まれたかったです。でも、宿命だからかえられません。しかし、以前霊能者の江原さんがいっていましたが、子供は父母を選んで生まれてくるそうです。
必然的に父母を選ぶというのです。衝撃的な話ですが、何度考えてもまだ、必然的な理由が解りません。女性とはそれなりにお付き合いしますが、続きません。良くいえば個性が強すぎるからかもしれません。
「結婚相手は抽選で」のように抽選見合いがあれば楽かもしれないと思います。手段はどうであれ、パートナーを見つけて充実した人生をおくることができればそれで良い訳ですから。
抽選見合いとは
少子化対策のために国が作った法律です。独身で子供がいない25~39歳の男女が結婚相手を抽選見合いで決めるという無謀な法律で、国民の義務になっています。
見合いの期日は封書で封書で送られてきます。面白いことに相手が気に入らなければ、2回断ることができます。3回断ると、テロ撲滅隊に入って2年間活動しなければなりません。
ただ相手の希望条件をあらかじめ設定できるようになっています。希望条件に合っていない場合は断ったことになりません。小野寺大臣の娘と思われる人は、犯罪者がいる家系の男性を条件にしています。
このように結婚したくない人は、希望条件のハードルを上げたりありえない条件にしています。ドラマでは、テロ撲滅隊に入いるのは女性が多いそうです。男性の方が安易に結婚して、女性は慎重に相手を選んでいるようなのです。
それに少子化対策なのに、病気などで子供が産めない女性は除外されません。かわいいそうなエピソードがありました。また在日外国人は対象外になっています。わざと問題の多い設定にしているのでしょうね。
主人公のキャラクター
野村周平さんが演じる仕事がSEの宮坂君に注目しています。漫画やアニメが趣味のオタクです。また、極度の潔癖症です。野村さん自身はカッコ良いのでそんなことはないと思うのですが、宮坂君は抽選見合いした女性からことごとく断られます。
宮坂君は他人から肩などを触られるのが嫌で、後で触られたところをハンカチで拭きます。またマイストローを大量に持ち歩いています。喫茶店でアイスコーヒーを注文すると、店員はアイスコーヒーにストローを入れて運んできます。
それって普通ないでしょう。宮坂君が袋に入っているストローありませんか?と聞くと店員はないといいます。初めからストローを入れたアイスコーヒーは私も嫌ですね。やはりマイストローを用意しないといけないのでしょうか。
私は潔癖症ではないと思いますが汚いものは嫌いですね。時々テレビに出る古市さんが、子供も性行為も汚いから嫌いといっているところを見たことがあります。潔癖症は強迫性障害の1つの症状だそうです。
心が強迫的になってしまうのは、なんらかのストレスが原因のようです。実際、脳内物質のセロトニンが足りなくなるそうです。治療は薬と医師によるカウンセリングで行っていくようです。
どうしても強迫的に手洗いをしてしまう場合は、実際に手洗いの場で、手洗いをしないようにする行動療法で心を鍛えていくそうです。宮坂君は、中学生の時に起きたあるできごとが原因で極度の潔癖症になったみたいです。
あるできごととは?中学2年の時に、先生から生徒会長にならないかと奨められました。当初無投票と思われていましたが、結局上級生が立候補して選挙になりました。
クラスの人達は宮坂君を応援するからといっていました。宮坂君は当時いじめがはびこっていたので、「私が生徒会長になったら、いじめをなくします」と演説をしました。
結果は、調子の良い上級生の方が生徒会長に当選しました。宮坂君は、真面目な生徒会長は必要なかったと思いつつ、皆に裏切られたということが潔癖症のトリガーになったようです。
結婚相手は抽選での主題歌
主題歌は高橋優さんの「aquarium」です。6枚目のアルバム『STARTING OVER』に収録されています。背中をぐっと押してもらえるような真っ直ぐな歌詞が印象的です。
高橋優さんは秋田県横手市の出身ですが、札幌学院大学時代に路上ライブで腕を磨いていたようです。札幌のライブハウスに出演しているところをアミューズのマネージャーにスカウトされ、2010年にメジャーデビューしました。
全般的に明るくて前向きな曲が多いですね。慰めてくれるのも良いのですが、応援してくれるのも良いですよね。なんか自然に元気が出てくる気がします。高橋優さんが多くの人に好かれる所以なのかもしれません。
<STARTING OVERの収録曲>
1.美しい鳥
2.ストローマン
3.シンプル
4.虹
5.若気の至り
6.いいひと
7.aquarium
8.ありがとう
9.Harazie!!
10.ルポルタージュ
11.キャッチボール
12.ロードムービー
13.leftover
14.非凡の花束
15.STARTING OVER
16.プライド
まとめ
日本政府の少子化対策は上手くいっているのでしょうか?そうは思えませんね。出生率を上げることが大事なはずです。実際は年々減少しているのが現実です。
男性の育児休暇を取りやすくして出生率を上げるなど、本質からずれた政策もありますね。子供を産み、育てるには相当のお金がかかります。若い夫婦が子供をつくらないのは、経済的な理由でつくれないのではないでしょうか。将来が不安だからです。
子供が生まれたら一人につき月額2~3万円を国から支給して貰えるとすればどうでしょう。若い夫婦の考えも変わってくるかもしれません。