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たかが便秘とあなどるなかれ

便秘も重症になってくると、便の中に含まれる発ガン物質が腸壁にとりついてガンを発生させる可能性があります。また大腸ガンが原因で便秘になることも多いようです。

大腸ガンは、結腸や直腸にできるのですが、ガンができるとその部分は腸の内部が細くなるので便が詰まり、便秘になるわけです。

便秘と大腸ガンとはお互いが悪さをしあうのです。たかが便秘とあなどれません。

朝食抜きの人は便秘になりやすい
ある調査によりますと、便秘で悩んでいる人は、1日3食をきちんと食べていない人が多いということが分かりました。

朝食が胃に入ることで刺激され、初めて大腸の蠕動が始まる訳ですから、朝食はきちんと食べなければいけませんね。

3食をとり、必要カロリーを確保することが大切です。加えて、ビタミンやミネラル補給のため、1日1個は果物を食べたいですね。

下剤を常用すると心臓がまいる
慢性便秘の人の中で、下剤を長年、習慣的に使っている人では、体内の筋力をつかさどるカリウムイオンが失われやすく、脱力感や無気力症状が出がちだといわれています。

最も恐ろしいのは、心臓の筋肉の力が落ちて、あわや心不全の一歩手前というケースもあるそうです。

また、カリウムイオンの喪失は、腹筋など排便に必要な筋力低下とともに、大腸自体を動かす筋力も低下させますので、ますます便秘が高じるという側面も懸念されます。

空腹とストレスが潰瘍をつくる
急に強いストレスがかかると、胃がきりきりと痛みますよね。時には出血したり、潰瘍ができたりします。これがストレス潰瘍ということです。

ストレス潰瘍の発生には栄養状態が密接に関係することが分かってきています。

マウスにストレス潰瘍をつくる実験で、飢餓状態のマウスは充分に飼料を与えているマウスに比べて潰瘍発生が相当高くなるそうです。

「食欲がなくても無理にでも食べなさい」というのは、このあたりに理由があるのかもしれません。

ガンは予防できる
ガンを防ぐには、ガン細胞に抵抗する体をつくることが大切です。そのためには、下記の7つを守りたいですね。

○煙草を吸わない。
○酒を飲み過ぎない。
○規則的に6~8時間の睡眠をとる。
○適切な体重を保つ。
○規則的に運動する。
○朝食をとる。
○間食をしない。

この7つについて、アメリカのカリフォルニア大学衛生学教室で約800人を対象に9年間追跡調査を行いました。

その結果、余りよく守っていない人は、よく守っている人の2.5倍もガンで死亡していることが分かりました。

発ガン物質と関係があるのは煙草だけで、他はごくありふれた日常生活の注意です。しかし、この7つを守っていれば、ガンで死亡する率は低いといえるでしょう。

生活全体をより健康的に保つことが、本当のガン予防といえるのかもしれませんね。

まとめ
私の祖母はガンでなくなりました。その子供である私の父親と、その兄弟2人もガンでなくなりました。私はガンの遺伝的要素を持っているといわざるをえません。

ただ救いなのは、上記の健康を守る7つのことを何も知らないうちに実行していたことです。どうなるかは分かりませんが、7つのことは続けていきます。