ラベンダーの香りがストレスを抑えるメカニズムは、その香り成分が人間の脳や体に作用することによります。
ラベンダーの香りは、ストレスや不安の軽減、睡眠の改善、集中力・記憶力の向上など、私たちのコンディションに影響を与えます。
具体的には、ラベンダーの香り成分である「酢酸リナリル」が主に抗ストレス作用を発揮します。
実験では、ストレス状態のマウスにラベンダーの香りを与えたところ、ストレスホルモンであるコルチコステロイドの量が減少し、ストレスが緩和されました。
また、ヒトに対しても同様の効果があります。
ラベンダーの香りを吸入した人々は、ストレス状況下でも心拍数が減少し、副交感神経活動が増加することが確認されています。
これらの研究結果から、ラベンダーの香りがストレスを抑えるメカニズムは、香り成分が脳や体に作用し、ストレス反応を緩和することによると考えられます。
※ただし、これらの効果は個人差があり、全ての人に同じ効果があるわけではありません。
また、過度の使用は逆効果になる可能性もありますので、適度な使用が推奨されます。
ラベンダーの香りを取り入れる方法
ラベンダーの香りを取り入れる方法はいくつかあります。
以下にいくつかの方法をご紹介します。
1.部屋に取り入れる
ラベンダーのアロマオイルを使用したディフューザーやキャンドルを使って、部屋全体にラベンダーの香りを広げることができます。
また、ラベンダーの精油を数滴加えたスプレーを作り、部屋に振りかけることも可能です。
ディフューザーは、香りを室内に拡散するための装置のことを指します。
主にアロマオイルやフレグランスオイルを使用し、その香りを部屋全体に広げることでリラクゼーションや心地よい空間作りを目指します。
ディフューザーにはいくつかの種類があります。
・リードディフューザー:オイルをボトルに入れ、スティック状の棒(リード)を差し込むことで、リードがオイルを吸い上げ、その香りを空間に拡散します。
・加湿器タイプのディフューザー:水とアロマオイルを混ぜ、超音波で微細なミストを発生させて香りを拡散します1。加湿効果もあるため、乾燥が気になる季節に便利です。
・加熱式ディフューザー:キャンドルや電気を使ってアロマオイルを温め、その蒸気で香りを拡散します。
これらのディフューザーは、それぞれ特性や使用状況によって選ぶことが推奨されます。
また、使用するアロマオイルやフレグランスオイルの種類によっても、得られる香りや効果が変わります。
ディフューザーを選ぶ際は、自分の好みの香りや目的、使用環境を考慮して選ぶと良いでしょう。
2.香り袋として持ち歩く
乾燥させたラベンダーの花を小袋に入れて、香り袋として持ち歩くことができます。
これにより、いつでもどこでもリラックス効果を得ることができます。
3.ハーブティーにする
ラベンダーの花を乾燥させてハーブティーとして飲むこともできます。
ラベンダーの香りを楽しみながら、リラックス効果を得ることができます。
4.スキンケアに使用する
ラベンダーの精油をスキンケア製品に加えることで、肌に直接ラベンダーの香りを取り入れることができます。
※これらの方法を試してみて、ラベンダーの香りがもたらすリラックス効果を体験してみてください。
ただし、ラベンダーの香りが苦手な人もいるため、自分に合った方法を見つけることが大切です。
また、過度の使用は逆効果になる可能性もありますので、適度な使用が推奨されます。
植物の香り 抗ストレス作用
ラベンダー以外にも、ストレスを軽減する効果があるとされる植物の香りはいくつかあります。
以下にいくつかの例を挙げてみます:
1.カモミール
この植物の香りは、心を落ち着ける効果があります。
2.レモンバーム
ハーブ系の香りで、爽快感と、意識がはっきりしたり元気づけられる作用があります。
3.サンダルウッド
ウッディ系の香りで、心を鎮める作用があります。
4.サイプレス
ウッディ系の香りで、心を鎮める作用があります。
5.ネロリ
この植物の香りは、心を落ち着ける効果があります。
6.ローズ
フローラル系の香りで、ストレスや緊張緩和、安眠作用の効果があります。
7.ジャスミン
フローラル系の香りで、ストレスや緊張緩和、安眠作用の効果があります。
これらの香りは、アロマセラピーでよく使用されます。
※ただし、個々の反応は人それぞれなので、自分に合った香りを見つけることが大切です。
また、アロマセラピーを始める前に、自分の健康状態やアレルギーなどを考慮することも重要です。
ご自身の体調や好みに合わせて、これらの香りを試してみてください。
アロマセラピー 方法
アロマセラピーは、エッセンシャルオイル(精油)を用いて心と体の健康を促す自然療法です。
以下に、アロマセラピーの実施方法をいくつかご紹介します:
1.芳香浴法
エッセンシャルオイルの香りをお部屋全体に広げる方法です。
ティッシュペーパーやハンカチにエッセンシャルオイルを1~2滴垂らし、デスクや枕元に置くか、アロマポットやアロマディフューザーなどの専用器具を使用します。
2.沐浴法
適温のお湯にエッセンシャルオイルを数滴垂らして浸かる方法です。
全身浴の場合は1~5滴、半身浴や足湯など部分的に浸かる場合は1~3滴を目安にしてください。
3.アロママッサージ
エッセンシャルオイルを希釈したマッサージオイルを身体に塗布する方法です。
ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどの植物性オイルをベースに、エッセンシャルオイルを1%以下の濃度になるように混ぜたトリートメントオイルを使用します。
※これらの方法を試す際は、エッセンシャルオイルが肌に直接触れないように注意し、肌に刺激を感じた場合は直ちに洗い流してください。
また、敏感肌の方は、事前にパッチテストを行うと安心でしょう。
エッセンシャルオイルの選び方や使用方法については、専門家のアドバイスを参考にすることをおすすめします。
アロマセラピーを楽しんで、心地よいリラクゼーションタイムをお過ごしください。


