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会話から「い」が無くなるって本当?

猫背が問題
「所さん!大変ですよ」の中で、取材班が元号の「令和」を街行く人にどう読むか尋ねたところ、7割の人は「れいわ」ではなく「れえわ」と読んでいました。

音声工学の専門家によると、口を横に広げてきれいに「い」と発音することができず、「え」のように発音する人が、若い世代を中心に増えているそうです。

それは何故かというと、猫背のように姿勢が悪いからのようです。原因の多くはスマホのやり過ぎにあるようですね。スマホに夢中になっていると確かに猫背になっていますね。

まず、バランスをとるために顔が上がります。そうすると、表情筋が下に引っ張られ、はっきり「い」と発音できなくなるのです。ちなみに「れーわ」と発音していた人もいましたが、それはOKだそうです。

実はこの表情筋というものは、とても大事なんですよね。ある営業マンの方で、鉄仮面と呼ばれていた人がいました。何を話しているのかよく聞き取れないし、無表情ですので営業マンとしては致命的ではないでしょうか。

営業成績も相当悪かったと振り返っていました。でもその営業マンは悪い原因に気付いて、プロのボイストレナーに付いて、改善のための行動をしていました。表情筋が鍛えられ、「い」がはっきりと発音でき、しかも表情がとても豊かになりました。

今でも取引先のお客さんを訪問する前には、表情が柔らかくなるように、いろいろな発声練習をしてからお客さんに会って商談していました。

ボイストレーニング
ボイストレーニングつながりでなかなか興味深い事例もあります。男性の声が少し低音になると年収が上がるようなのです。アメリカの経営者でのデータが紹介されていました。

日本でも、男性の声を少し低音にするボイトレ教室が繁盛しているようですよ。確かに、声が少し低くなると落ち着いた印象を与えるでしょう。更に年収まで上がるとすれば、低音化にチャレンジしてみましょうか。

女性の場合は、45歳を超えると声の老化が始まるようです。どうしてかというと、声が低くなるからのようです。お孫さんから、まるでおばあちゃんの声のようだと言われショックを受けていた方もいらっしゃいました。

これを克服するために、ボイトレ教室に通っている女性がたくさんいました。何もしないでいるとどんどん老化していくのかもしれませんね。食事や運動に気を使うのはあたりまえで、声も鍛えたほうが良さそうです。