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健康になるコツは薬膳です

「薬膳は漢方を効かせた料理」というと、なんだか病人食のように思えてしまいますが、そではありません。庶民の日常生活の中にごく自然に溶け込み、生かされています。大いに取り入れましょう。

ビタミンが白髪を回復させる
ビタミンEが細胞や組織の老化の進行を遅らせる働きをすることは良く知られています。

50歳代から髪が白くなり始めたので、毎日ビタミンEを800IU(国際単位)服用したところ、徐々に黒髪に戻ってきました。

また、パントテン酸(ビタミンB群の1つ)なども血管の老化を防ぐ働きがあるのではないかといわれています。

ビール酵母やかぼちゃの種子などに含まれる亜鉛の効用も報告されています。

ただビタミン類や微量栄養素はバランスの良い食生活をして初めて不足なく摂れるものです。

脱毛に悩む人、老化をできるだけ防ぎたい人は食生活のバランスにくれぐれも気をつけましょう。

海藻と髪の毛について
毛髪には甲状腺の働きが影響します。その甲状腺ホルモンの分泌を盛んにするのがヨードです。つまり海藻中のヨードが毛髪のために良いのです。

髪の毛を美しく艶やかにするには、動物性タンパク質も大切ですが、更にわかめや、ひじきなどの海藻類を食べると効果があるようです。

野菜は薬?
野菜のルーツを辿っていくと、野生の薬草にいきあたります。薬効があるとされ、山などで摘まれていた野生のものは、やがて栽培されるようになり、改良などを経て今ある野菜となった訳です。

薬効成分の少なくなったものもありますが、野草として持っていた性質はそう簡単には変わりはしないそうです。つまり野菜は薬といってもいい過ぎではないということです。

例えば、青菜類は風邪や貧血に良い、ふきは咳を鎮める、シイタケはコレステロールを排泄など、薬効のある野菜は数多くあります。

不老長寿の食品
不老長寿はいつの世でも人類の究極の願いかもしれません。

木の実は昔から仙人の食べものとして愛用され、松の実を食べると寿命が延びることが「列仙伝」(中国の仙人の伝記集)のも記されています。

また、胡麻、くるみ、落花生(別名で長生果)なども代表的な不老長寿食品とされています。

これらの種実類は、良質な植物性脂肪、ビタミン、ミネラルが豊富で、現代では動脈硬化や老化予防に重要な役割を果たすことが知られてきました。上手に食事にとりいれましょう。

まとめ
私達が日頃食卓にのせる野菜も、実は生薬です。大根や生姜、人参なども、その性質を吟味して、調理法を変えたり、他の素材と組み合わせることで各人の体質に合った薬になる可能性があるのです