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免許の先に見る夢があります!

沖縄は観光客が年々増加していて、町のあちこちで、ホテルなどの建設ラッシュで増々活気づいています。

その裏でひそかに賑わっているのが、トラックやバスの免許が取れる自動車学校。沖縄県豊見城市にある壷川自動車学校です。人々は、今の生活を変たくてやって来るといいます。

年金だけでは生活が凄く厳しい。沖縄は低所得の場所でもありますからねと、免許の先に新たな人生を見ているようです。

ある29歳の男性は、中型トラックを運転していて、仕事で大きいトラックにも乗ることがあるので、会社からお金を出して貰って通わせて貰っているといいます。

大きい水族館やデパートができるようで、建築資材をたくさん運ぶ仕事があって大型トラックのニーズがあるようです。稼ぎ時ですね。

町の開発が進む今、仕事で必要な免許が取れるとあっていつも予約でいっぱいです。待合室にはキャンセル待ちの人が大勢います。

24歳の女性は転職を考えていて、現在は看護助手で働いているのですが、気持ちを変えて貨物のところに行きたくて大型トラックの教習を受けています。長距離のトラックドライバーになりたいといいます。

テレビで今女性のトラックドライバーが増えていると聞いたので、私もやってみたいと思ったそうです。長距離トラックで給料が良いといわれる内地で働きたいといいます。

学校が終わる夕方、若者たちが夢を抱いて免許を取りにきます。ある高校3年生は、車の免許を取らないと彼女ができないと思うので、車を最優先にといいます。

大学1年生の男子は、自分で免許費用を負担、卒業後を就職のことを心配しています。希望は公務員。航空の専門学校に通う18歳の女子は、空港に通うための免許を取りに来ています。

沖縄は飛行機に乗らないと東京に行けないし、皆ワクワクするところで働けたら自分も楽しいだろうなと思って憧れたといいます。

62歳男性は、65歳以上から2,000万円の貯蓄がないと生活できないということを聞いて、65歳からの仕事の選択のため大型免許を取っておこうと思ったといいます。

最初は老後のためと持って通い始めた自動車学校、でも今は新しいことに挑戦する自分がちょっと誇らしいそうです。大型免許を持つのが楽しみになってきたといいます。

そして様々な思いを胸に卒検に臨んでいきます。合格できなかった人は、補修として1時間乗ってから再度卒検になります。