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塩分を摂り過ぎると胃がんになる!?

塩分は日本人に多い胃がんの原因の大きな要素になっているといわれています。なぜかといいますと、食塩は胃壁を保護している胃の粘液を溶かして、胃の抵抗力を弱めるからです。

そこに強い酒や、タバコ、熱い食べ物などが入ると、胃壁はただれ胃がんができやすくなるということです。

また、脂肪を多く摂ると、大便の滞留時間を長くさせたり、胆汁酸の分泌を増加させるようです。胆汁酸は大腸の細胞膜に傷をつけ、大腸がんの原因になります。

塩辛いものや油っこいものの摂り過ぎは禁物ですね。

塩分の摂取量
塩分(Nacl)の取り過ぎは、高血圧や脳卒中などを引き起こすといわれていますが、では少ないほど良いのでしょうか。そうではありません。

実は体から尿、便、汗などを通して出ていく食塩の量に対して補う量が不足すると、だるくなり、活力が低下します。

ナトリウム(Na)も塩素(cl)も共に体液の重要な構成要素で、体内には一定量必要です。出納のバランスが保たれていることが、活力及び健康を維持する上で重要なのです。

ごく普通に生活している人のナトリウムの出納を食塩に換算すると、だいたい5~10gになるそうです。この範囲の食塩摂取量なら健康上問題ないということです。

減塩=薄味!?
減塩すなわち、薄味と思っている場合が多いのですが、味付けには調和が必要です。そのためには、塩分を制限したら、同時に他の調味料を少なくしないと調和のとれた味付けにはなりません。

薄味にすると、塩分と共に糖分も減らすことができ、健康食になるという訳です。

薄味を引立てる料理のコツは、酢やレモンなどの酸味を使うことや、生姜、胡麻、のり、ゆずなどの香りの良い材料を使うと良いようです。

薄味は慣れることが何より大切です。1週間位で慣れてきますので、これならできそうでしょう。それ以降は薄味の中に美味しさが見出され、けっこう平気で食べられるようになります。

低血圧は病気ではない
低血圧は最大血圧が100mmHg以下の場合をいいます。原因がはっきりしないことが多く、遺伝の影響を受けやすいといわれています。

症状としては、疲れやすい、目眩、耳鳴り、食欲不振、手足の冷え、寝覚めが悪いなどです。体型は痩せていて、胃弱の人が多く、元気がなくみえてしまいます。

しかし、低血圧は病気ではありません。症状があっても薬に頼ることもなく、体操や規則正しい生活と、色々な食品をバランス良く、美味しく食べるように工夫することで解消できるものです。

朝はきちんと起きて、しっかり朝食を食べましょう。食事を美味しくするためにも、毎日こまめに買い物や散歩をするなどして、体を動かすようにしてみてはいかがでしょうか。

高血圧はまず食事療法
高血圧の治療の第一歩は食事療法になります。特に減塩療法です。ただ食塩の摂取と高血圧との関係はまだはっきりしていないようです。

それでも、しばらく減塩を続けて、血圧が下がるかどうかをみることが良いのではないでしょうか。食塩制限は1日10g以下が基準となっています。

しかし、初めから最高血圧が180mHg以上あって、食事療法だけでは危険と思われる時は降圧剤を飲む必要があると思われます。

エピソード
テレビ番組のモニタリングで男女3対3の合コンのシーンがありました。女性3人がもの凄い大食いなのが驚きです。男性3人は唖然として声も出なくなります。

飲食代の金額がどれだけ高額になるのか心配なのかもしれません。どうも女性3人は、大食いでも太らない体質のようです。うらやましい限りです。

でもふと思いました。沢山食べても太らないのはカロリーの問題です。10人前食べれば、10人分の塩分や糖分を摂ることになります。

太らないからといって調子に乗って食べ続けていると、いずれ病気になってしまいますよね。やはり、過ぎたるは及ばざるが如し。