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子供の頃やっていて良かった習い事は?

私は小学生の時、そろばんと習字を習っていました。ただ母親から強制的にです。当時母は工場に勤めていました。おそらくですが、その工場の同僚が子供にそろばんや、習字を習わせているというような話を聞いたのではないでしょうか。

我が家はけして裕福ではありませんでした。両親共稼ぎでどうにか暮らせていて、どちらかといえば貧しい方でしょう。習い事の道具を買ったり、毎月の月謝の捻出は相当大変だったはずです。お蔭さまで習い事はどちらも今現在役に立っています。

習い事でそろばんは必要?
そろばんは3級合格までそろばん塾に通いました。だんだんレベルが上がって行くにしたがって、暗算ができるようになってきます。この暗算がキーポイントだと思います。

現代は100均で電卓が買えたり、スマホも電卓に早変わりする時代です。それでも暗算ができれば、色々なシーンでもっと生活に役立ちます。スーパーで買い物しても買い過ぎることはありません。

飲み会の後の各自の負担の計算や、海外での買い物で日本円での金額の目安の計算等々、便利に使えます。実際、そろばんを習っている子供達は授業で分かりますが計算が早いですよ。

ぶっちゃけ、そろばんはそれ程頭が良くなくても、習えば誰でもできて役立つものだと経験上思います。また、信じられないかもしれませんが一度覚えれば何十年も忘れないですから。

習い事で習字のメリット
2018年現在、パソコンやスマホが相当普及していますから、手紙や原稿を手書きしなくてもいい時代なのは確かです。それでも結婚披露宴、葬式、法事等々、いわゆる冠婚葬祭時は、芳名帳に記入する必要があるのではないでしょうか。

何度もそれらの受付けをした経験からすると、氏名や住所だけなのですが出来栄えは月とすっぽんくらいの差があります。字が下手な人は、小学生の低学年以下で何を書いているか読めないくらい酷いです。

字の上手な人は、まるでペン習字のお手本みたいで、品があって素晴らしいです。私は習字も3級なので、そこそこキレイに字を書くことができます。どうせなら大人になっても習字を続けていれば良かったです。

同じクラスには習字2段の女の子がいました。今も続けていると良いですね。名人になるとNHK大河ドラマをはじめドラマのタイトルを習字で書くというようなオファーが来るかもしれません。

習い事でピアノは無駄ですか
経済的な問題もありますが、学校の勉強以外に何か特技になるものを身につけるのは良いのではないでしょうか。子供さんから「ピアノ弾けたらいいなあ~」と相談されたらどうされますか?

「どうせプロの演奏家にはならないでしょう。やっても無駄」なんていってしまいますか。プロにならなくても、将来結婚して家庭を持った時に、子供さんに弾き語りを聞かせたりできて素敵です。

また、友人のオファーで結婚披露宴で一曲弾いたりもできます。なにより楽譜をきちんと読めるのは羨ましいです。私は中学2年から独学でギターを始めました。楽譜やタブ譜はだいたい読めますが中途半端で不十分です。

大人になって何の役にたつのかとか、プロになるのでなければなどと考えるとキリがありません。それでも何かを継続して習うことはとても素晴らしいことです。その特技は後々どこかできっと役に立ちます。