もし、電車の間隔が1時間に1本どころか、2時間に1本というペースの駅をあなたは使いたいと思われますか？
かなり不便です。そんな駅、誰も使わないでしょうと普通なら思うかもしれません。でも、それが週末この駅には人がバンバン集まるそうです。
それは何故か？その駅は「下灘駅」と言って、四国の中の愛媛県の端っこにあります。愛媛県伊予市にある、JR四国予讃線の駅です。愛媛県の中心部からも離れていて、1時間弱かかる場所です。
そんな場所になぜ、人が集まるのかというと、実は「青春18きっぷ」のポスターや、映画、ドラマなど。よくロケ地として登場している無人駅なのです。
一度は降りてみたい日本の美しい無人駅ベスト3でも紹介された有名な駅なのです。ホームに立てば、目の前いっぱいに瀬戸内の海がひろがります。その景色は、最高としか言いようがないとか。
なので、見た目がかなり印象的で、写真映えする駅ということです。つまり、2017年の流行語としても注目された、インスタ映えする写真を撮りたいそんな20代～30代がこぞって集まるので、電車が来なくても、人がわんさかいるような、不思議な状態になっているそうです。
実は、知人がそこに行って、写真も見せてくれたのですが、確かに凄くキレイで感心しました。わざわざ行って、写真に撮りたいと思うのも分かる気がします。
20代～30代は、素晴らしい風景を自分のインスタに投稿したい、そう思って行動をしているんだなと実感しましたね。これが60代～70代だと、同じ素晴らしい風景を見ると、まったく別の衝動を持たれているようです。
具体的には、美しい風景を水彩画で描きたいとか、旅先の風景をスケッチしたい。ふるさとの風景を描いてみたい等々、つまり絵になる風景を思い通りに描いてみたい、そう思われている方が多いようなのです。
ただ実際は、なかなか思い通りに描けない。絵画教室に通うのは面倒など、壁にぶつかる方も多いようです。近頃は、DVDを見ながら自宅で学べる水彩画講座などもあるので、一度調べてみると良いと思います。
