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物忘れが増えた?

物忘れ

物忘れといいますか、ど忘れといいますか増えてきたように感じます。テレビをみていてこの俳優の名前なんっていったかなぁ… 出てこないですね。

年齢を重ねたせいならまだしも、病気のサインの場合もありますから大変です。その辺のことを含めて調べることにしました。

物忘れの原因はなに?
物忘れの原因は年をとることに関係していますね。目や耳から入ってきた情報は、一時的に海馬に記憶されます。その中で自分にとって大事な情報は大脳皮質に送られ長期的に保存されるということです。

高齢になるとどちらの機能も衰えてくるようなのです。特に新しい情報は、海馬が情報を大脳皮質に送る力が弱ってしまって記憶しにくくなるようなのです。

大脳皮質の方も、何十年も溜めた情報で満杯になっているので若い頃のようには覚えられなくなるのですね。また、記憶を思い出そうとしても、満杯になっているどの場所に置いたのか分からず思い出せなくなってしまうのが物忘れの一連の流れです。

但し、覚える訓練を一生賢明繰り返した年配の方で海馬が発達したという事例もあるようなのです。俳優の名前が出てこないといって諦めるのがよくありません。○○ドラマの俳優などとメモしてそれを思い出す練習をしましょう。気にかけているとふと思い出す時があります。

アルツハイマー型認知症の改善に期待されている注目の成分それは、ヤマイモに含まれているジオスゲニンという成分です。

若年性アルツハイマー
6チャンネルのドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」では、女医の尚(戸田恵梨香)が若年性アルツハイマーなっていくというセンシティブな内容になっていますね。

アルツハイマーの前段階のMCI(軽度認知障害)と診断されましたが、ドラマでは患者さんの名前を忘れたり、蜂蜜レモンを買ったのを忘れてまた買っていましたね。

真司(ムロツヨシ)は、「それでも尚と一緒にいる」といっていました。現実のリアルな場面では別れる方が多いのではないでしょうか。厚生労働省によると、65歳以上の4人に1人がMCIもしくは認知症であるという数字があります。

さらにMCIから認知症になる人の割合は年平均で10%といわれています。MCIは適切な治療をすることで回復したり、発症が遅れたりすることがあるそうです。また、認知症の症状が最後まで出ずに済むケースもあるそうです。

物忘れなのか認知症なのか
認知症は海馬や大脳皮質の細胞が多く死滅することで起きるとされています。アルツハイマー型認知症は、脳の神経細胞が減って脳が小さく委縮してしまうために症状が出てくるといわれています。

徐々に進行していき、急激に進行したりするものではないそうです。いずれにしても、どちらも記憶に重大な問題が発生してくるのでとても怖いです。

単なる物忘れなのか認知症のサインなのかですが、食事を例にとってみます。食事の内容ではなく食べたこと自体を忘れている場合は認知症が疑われるそうです。

また、日常の会話には困りませんが、年月日が分からなることがある場合は認知症のサインとみたほうがいいとのことです。何か変だなと思ったら、治療で進行を遅らせることができるそうなので医師にみてもらって下さい。

物忘れ予防はできる?
私は雨や雪が降っている日は休みますが、ほぼ毎日30分くらい歩くようにしています。NHKスペシャルで取り上げられいましたが、この習慣を少し工夫することで物忘れ予防ができるようなのです。

MCIが認知症に進んでいくと歩く速度が遅くなるというのです。その歩行速度は、秒速80cm(時速2.9km)以下です。例えば、横断歩道は秒速100cmで渡れるようになっているものが多いそうです。

以前は信号を渡りきれていたのが、渡りきれなくなるのは要注意ですね。予防法として、早歩きなどの有酸素運動を行うことが良いそうです。頭を使うトレーニングとしては、神経衰弱のようなゲームや囲碁や将棋などがとても良いそうです。

まとめ
年を重ねていくにつれ物忘れが増えるのは仕方がないことです。ただ、MCI(軽度認知障害)の症状かもしれませんので、食事を摂ったかどうか分からなくなった場合などは、医療機関を受診なさって下さい。

認知機能低下に対する予防として、早歩きなどの有酸素運動が効果的であると分かってきています。また、トランプでのゲームや囲碁、将棋などを楽しむことで脳トレになりますのでぜひチャレンジしてみて下さい。