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食の好みは人それぞれ、千差万別です。ただ私は魚が余り食べれません。食べれるのは、鰻、鮭、サバ缶くらいでしょうか。これでもDHAやEPAはぎりぎり摂れます。
どうして偏ったかいいますと、子供の頃貧しくて魚を食べた経験が殆ど無いからです。魚は父親の食べ物だと思っていました。後天的にはもう変われませんでした。
臨時ボーナスが入ったから何か美味しいものを食べようとした時、寿司とかフグ鍋にはなりませんね。ステーキとか焼肉、焼き鳥等々が良いですね。だから食の豆知識は肉です。
硬い肉は煮込むほど美味しい
すね肉のように筋や結合組織の多い硬い肉は、煮込みで味を引き出しましょう。
肉の筋や結合組織に多く含まれるコラーゲンという硬いタンパク質が、じっくり加熱続けることでゼラチンに変わり、柔らかい独特の味わいが出ます。
また、結合組織をあらかじめ包丁の背で砕いておくと、加熱が早まりゼラチン化が早く起こります。
ステーキ肉は大きさより厚さ
ステーキ肉の1人分の目安は約200gです。同じグラム数で選ぶなら、大きく幅の広いものより厚みのあるほうを選びましょう。
肉が薄いと、焼く時に旨味のある肉汁が全部出てしまいます。そのためパサパサとしたコクのない味となり、せっかくのステーキが台無しになってしまいます。
肉の旨味が決めてのステーキだからこそ、素材選びにはこだわりたいですね。
酢豚の肉を美味しく揚げるコツ
酢豚に使う豚肉は、かたまり肉(ばら肉か赤みの腿肉)を求め、斜めに筋切りしてから2.5cm角の柱状に切り、それを2.5cm幅に切ります。大きさを揃えるのが第一のコツです。
下味は、醤油、酒。下ろし生姜をふり混ぜて、手でよく揉みながらからめましょう。衣は、片栗粉と小麦粉同量を混ぜたものを、まぶしつけるようにつけます。
揚げる時は、余分な粉を叩き落とし、中まで充分火が通るようにゆっくり揚げます。下味のついた肉は表面が焦げやすいので、油の温度が上がる過ぎないよう、火加減に注意しましょう。
から揚げは揚げる直前まで○○
から揚げは、からっと挙がってこそ美味しいものです。べとつがずにからっと揚げるコツは、下味をつけたら揚げる直前まで冷蔵庫に入れて冷たくしておくことです。
こうすると、肉からの水分が出にくくなるので、衣をつけた時にべとつきません。また、衣は揚げる直前につけます。魚のから揚げも同様に下味をつけたら冷蔵します。
レバーの臭みを抜くコツ
レバーの独特の匂いを消すには、血抜きをした後、牛乳に浸しておくと良いでしょう。料理によっては、熱湯にくぐらせる霜降りも効果的です。
熱湯にレバーを入れ、表面が白くなったら水に落とします。鶏のモツなども同じように行って下さい。
更に、にんにくや生姜などの香味野菜や、みそだれ、醤油と酒を混ぜたたれなどにつけても良いでしょう。
コンビーフ上手な開封の仕方
コンビーフの缶詰は、ふたが深くてはずしにくいです。うっかりすると手を切ってしまうこともあります。それを回避するためには、缶を開ける前にさっと熱湯をかけておきましょう。
表面の脂肪分が溶けるので、ふたが取れやすくなります。また、常温で保存すると中身を取り出す時くずれやすくなります。スライスしてそのまま食べたい時などは、あらかじめ冷蔵庫で冷やしておくと良いでしょう。
ハムを上手に保存するコツ
お歳暮などで丸ごと1本ハムを頂くと残ってしまうこともありますよね。
このかたまりのハムを冷蔵保存する時は、切り口をレモンの薄切りで拭くかお酢を塗って、ラップを張り付けておくと切り口からの腐敗が防止できます。
また、ハムやソーセージにぬめりが出てきたら、熱湯でしぼったふくんでキレイにぬめりを拭き取り、早めに加熱処理をしましょう。
まとめ
様々な分野にコツというものがあると思います。私が思うにそれらは、おばあちゃんの知恵的なものに近いのかもしれません。それでいて科学的に証明できるのもありますよね。
先人達がいろいろな経験を積んできた中で、良いことも悪いことも次の世代に伝承して頂いたお蔭で、後にコツとなって残ってきたのではないでしょうか。