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肝臓に本当に良いのはチョコレートだった!?

NHKのあさいちで見たのですが、肝機能をアップさせる簡単な方法としてチョコレートを食べることが紹介されました。肝機能が良くなれば、解毒作用がすすむだろうし、知りませんでしたが代謝が改善されるということです。

代謝が悪くなると体に過剰な脂肪が蓄積され、その結果は高血圧や動脈硬化などを引き起こしやすくなるそうです。怖いですね。簡単な肝臓ケアなら毎日できそうです。

ポリフェノールがポイント
実はポリフェノールには弱った肝臓の機能を高める働きがあるということです。番組内で紹介されましたが、100gあたり主な食品のポリフェノールの含有量は次の通りです、

・紅茶 100㎎
・赤ワイン 180㎎
・チョコレート 2,540㎎

チョコレートは圧倒的に多いですよね。但しこれはカカオ70%以上のチョコレートだからです。高カカオチョコレートは色々なお菓子メーカー確かに出ていますね。

念のためですが、自分勝手に解釈して甘いやつでもいいやみたいな食べ方をしますと、代謝を改善するどころか太ってしまいます。お互い注意しましょう。

高カカオチョコレートの食べ方
番組では、1日に25gほど食べると効果的だと紹介されていました。25gは、板チョコ2かけらを5回食べると良いということです。

なぜ5回に分けて摂るかといいますと、ポリフェノールは排出されやすいそうなので、こまめに食べた方が良いと慶應義塾大学の先生が指導されていました。

ベストなタイミングは食事前だそうです。ですので朝、昼、夕の食事前、午前、午後の間食(おやつ)、毎日5回もチョコレートを食べれるで嬉しいですね。

3カ月続けた結果
番組では、2人の女性のお笑い芸人(ポッチャリと普通の体格)がこの方法をチャレンジしていました。結果はポッチャリの方が数値がかなり良くなっていましたね。

毎日3カ月間続けたところ、実際に善玉コレステロールが増加して、肝臓の異常を示す値ALT、γ-GTP値が改善され悪玉コレステロールが減少しました。本当にチョコレートで肝機能が改善しました。

肝臓とコレステロール
ご存知かもしれませんが、コレステロールには善玉(HDL)コレステロールと悪玉(LDL)コレステロールがあります。LDLコレステロールは食物から取り入れられたり肝臓で合成されたりします。HDLコレステロールは、血管に付着したLDLコレステロールを取り去って肝臓に運ぶ働きをします。

血中コレステロールの80%は肝臓で作られているそうです。コレステロールというと悪いイメージしかないのですが、コレステロールは体内の細胞膜を構成し、神経を保護し、ホルモンや胆汁酸の原材料にもなる、体にとって必要不可欠な物質だったのです。

コレステロール値が高いと動脈硬化など病気になると心配されますが、低く過ぎると脳内出血の頻度が高まるといわれています。本当は、コレステロール値は高直ぐても低過ぎてもよくないのだそうです。

肝臓は体が毎日必要な一定量のコレステロールを合成する機能を持っています。食事でコレステロールを摂ると肝臓はその生産量を減らし、食事から摂る量が少なくても体内のコレステロール総量がつねに一定に保たれるよう上手く調節されているのようなのです。

但しこの調整機能には限度がありますので、食べ過ぎなどで血中のLDLコレステロールが増え過ぎないように注意しなければなりません。そして、いかに肝機能が大切なのかよく分かりました。

<コレステロール一般的な基準値>
総コレステロール 220mg/dl 未満
LDL コレステロール 140mg/dl 未満
HDL コレステロール 40mg/dl 以上

まとめ
番組内で慶應義塾大学の先生がいわれていましたが、肝臓にとって良い食べ方はゆっくり噛んで食べることだそうです。早く食べると肝臓の働きが追いつかないで、中性脂肪が増えてしまうからです。

当初その先生は、ゆっくり食べたら、一度箸置きに箸を置いて、またゆっくり食べるを繰り返すというような指導をされたそうです。結果は誰一人続かなかったそうです。

そこで考案されたのが、高カカオチョコレートを摂る方法だったのです。チョコレートを食べる楽しみが増えたので嬉しいです。そして肝機能が改善されれはば更に嬉しいです。