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風疹の感染拡大に注意!?

2018年9月19日の時点で、風疹患者数が2017年の1年間の5倍を超えて496人になったことが分かりました。これは国立感染症研究所が発表したもので、関東地方を中心に感染が拡大しているようです。

2013年には患者が1万人を超えていますが、この大流行した年にきわめて似ているようで注意が必要です。このまま増加傾向が続けば、2020年の東京五輪にも悪影響を及ぼすかもしれません。

風疹の症状としては、発熱、発疹、リンパ節の腫れなどです。最近では大人が感染することが多く、重症化すると大変です。脳炎や血小板減少性紫斑病も起こすそうです。

特に妊婦の方は注意が必要です。妊娠初期(20週頃まで)に感染すると、赤ちゃんに障害が起こる可能性が高まるとされています。

風疹は、風疹ウイルスによって感染します。風疹ウイルスは感染力が強く、感染した人の咳やくしゃみ、会話等で、ウイルスを含んだ飛まつが飛び散り、これを鼻や口から吸い込むことで感染します。

20代以上の方が風疹にかかりやすいのは、殆どがワクチンを受けていないからと考えられます。できるだけ早くワクチンで予防しましょう。女性は妊娠前にワクチンで確実に予防しましょう。

現在は、風疹ワクチンの予防接種は1歳の時と小学校入学前の2回行うことになっています。但し、平成2年4月1日以前に生まれた23歳以上の人は、子共の頃に1回受けるだけでした。

専門家によりますと、1回の予防接種ではウイルスに感染するのを防ぐ抗体が体の中で十分作られないケースがあるということです。

実は私は随分前になりますが、風疹に罹ったことがります。大学3年の時です。風疹ワクチンを接種したはじですが1回だったのかもしれませんね。

丁度当時、友人に誘われアルバイトをすることになっていました。当日体調が悪くなってしまい、携帯電話が無い時代でしたので、待ち合わせ場所に行って断るつもりでした。

残念ながら、待ち合わせ時間に間に合わず行き違いになったようでした。風にあたったり無理をしたせいか発疹が酷くなったのを今でも覚えています。