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骨盤が動くことで腰痛になる?

40歳を過ぎた頃です。日曜の朝目が覚めたら、あれ起きれない。どうしたんだろう?と思ってもう少し力を入れたら腰に激痛がはしりました。昨日はなんでもなかったのに…

土曜日も休みでしたから、掃除や洗濯は終わっていて、カレーも作っておいたのでとりあえずほっとしました。そんなことより、どうしよう?おふくろも退職後、腰痛で整骨院に通院していました。月曜日に整骨院へ行こう!

健康保険が使える整骨院で腰痛を治そう
腰痛はおふくろの遺伝なんだろうかとふと思いました。おふくろが通院していた整骨院はたしか保険が使えるはず、午後から有給をとってさっそく行きました。それほど混んでいませんでした。

急に腰痛になったことなどを説明すると、仰向けにさせられ両膝をかかえるようにいわれました。そうすると両膝はどういう訳か高さがそろわず、左の膝がかなり低かったですね。

先生は骨盤がずれていますねといいながら、たかさが高い方の右膝を両手でぐいぐい押し始めました。何というかイタ気持ち良いというかへんな感じでしたが、しばらくすると両膝の高さが揃いました。

骨のイラストを見ながら先生から説明を受けました。骨盤を支える筋力が弱ったせいで骨盤が動き、連動している背骨も曲がり神経に影響して腰に痛みが出たようです。気がつくと腰痛が嘘のように消えていました。

ただ矯正を続けないと、直ぐにまた骨盤が動き腰痛が起こるといわれ、3カ月通院することを奨められました。矯正器具がいろいろありましたね。中でもベットにローラーが付いていてそれが背中にあたるともの凄く痛かったです。

3カ月間は4種類くらいの矯正器具を使った後、仰向けになって先生に両膝の高さを見て貰いながら両手でぐっと押して頂きました。良くなってからは、なるべく歩くようにしたり暴飲暴食しないようにして体重が増えないように気をつけています。

骨盤ベルトで腰痛改善・防止
整骨院へ通院中は湿布を出してもらっていたので良かったです。骨盤ベルトは初診に整骨院から購入しました。先生からは風呂に入る時や就寝中以外はなるべく付けるようにといわれました。

骨盤ベルトは、骨盤が動かないようにするためのもですから防止のために今でも付けています。夏場は蒸れて大変ですけどね。パソコンを使用する時や、掃除などの作業をする時は必須です。

就寝中は骨盤ベルトをつけていません。ただ実は就寝中とても大事なことがあります。それは寝ている時の姿勢です。しかも、例えば仰向け寝のまま寝返りをほとんどしないと、内臓の重みが腰に集中し、血管が圧迫されて血流が悪くなります。

そうすると腰の筋繊維から、炎症物質が放出されて痛みを引き起こすそうです。マットレスのCMで、朝目が覚めると腰が痛くて直ぐ起きれないといっていた人がいました。その方も寝返りが少ないのではないかと思いました。

私の場合、同じ姿勢で寝ていると腰が重く感じてきます。その時は意識的に横向き寝にします。次は逆の横向き寝というふうに朝まで寝返りを繰り返します。ですので私は腰痛防止のために高額なマットレスを買う必要はありません。

また、横向き寝が脳に良いことが科学的に明らかになっているようですね。ニューヨーク州立大学ストニーブルック校の研究よりますと、横向きに寝が脳のゴミを除去するのに最も適した姿勢であるそうです。

正しい歩き方とは
腰痛のルーツは人間が二足歩行を始めた頃ではないでしょうか。四つん這いから体を起こすことで、腰、骨盤に大きな負荷が掛かるようになってしまいました。ですから歩くことは大切です。

歩き方を矯正すれば、足の関節が正常に戻り、背骨や骨盤のゆがみが減り、ひいては腰痛を改善できると整骨院の先生はいわれていました。歩き方は自分で調べました。

かかとから地面につけて、足全体に体重をのせ、つま先で蹴って一歩前に進んで行きます。これを意識して歩くと確かに快適に歩けますね。骨盤のゆがみを直すのに後ろ歩きも良いと知りました。

これは意識的に後ろ歩きを行うことで、骨盤周りの普段使われていない骨や筋肉を動かすことで、骨盤の運動にになるからだそうです。確かに、公園で後ろ向きに歩いている人を見かけたことがあります。

まとめ
私は男性で体をそれなりに鍛えていますが腰痛を起こしやすいです。元々女性の皆さんは、男性より筋力が弱い方が多いかもしれません。腰痛防止のためや腰痛軽減のために、普段から骨盤ベルトをしたり正しい歩き方を実行して快適に過ごして頂きたいです。

また意外なことに、就寝中の姿勢も腰痛と関係していました。今現在腰痛で困っているの方や腰痛を防止したい方は、むしろ朝まで寝返りをした方が良さそうです。私も意識的に寝返りを繰り返してして腰痛防止しています。