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急性骨髄性白血病とは?

体で何が起こっている?
白血球の元になる骨髄芽球ががん化して増殖する病気といわれています。がん化すると正常な白血球が作られなくなるといいます。

血液のバランスが崩れて赤血球や血小板も減るといいます。正常な白血球が減少すると、発熱、感染症などの症状がみられるといいます。

赤血球が減少すると、貧血、倦怠感、動悸、息切れなどが起こってくるといいます。血小板が減少すると、鼻血や歯茎の出血、青あざなどの症状がみられるといいます。

診断と治療
血液検査:白血球の数などを調べる。骨髄検査:がん化した細胞を見つける。染色体検査・遺伝子解析:症状の見通しを予測する。

急性骨髄性白血病は病気の進行が早いため診断がつけば直ぐに治療を開始するといいます。症状がなくなり検査しても異常がない状態の寛解を目指します。

【寛解導入療法】
抗がん薬を7日間連続で投与(1か月入院)。副作用として、抗がん剤による脱毛、白血球減少による感染症、発熱などが挙げられます。

無菌室で過ごすといいます。それでも発熱する場合は、抗菌薬、抗真菌薬などを投与するといいます。また出血や貧血などが起こる場合、適宜輸血をするといいます。

およそ7~8割が寛解状態になるといいます。途中で治療を止めるとほとんどの人が再発するといわれています。

【地固め療法】
3~4か月入院して、約1か月に1度のペースで抗がん剤治療を行うといいます。分子生物学的寛解になった時点で退院となります。

退院後は1か月に1度通院、その後3か月に1度通院、そして5年間寛解の状態が続けば治癒したと考えられています。

完治をめざす移植
【造血幹細胞移植】
血液細胞の元となる造血幹細胞を他人からもらってくる治療法です。ドナーはHLA(ヒト白血球抗原)が一致する人になります。

ドナーの見つけ方は、きょうだい、骨髄バンク、さい帯血の順番になるといいます。幹細胞採取方法は、骨髄移植と末梢血移植の2つがあります。半合致移植といって、HLAが半分一致する親子間などで行われる移植もあります。

移植前処置は、抗がん薬大量投与、放射線全身照射によって骨髄を空の状態にするといいます。それから造血幹細胞移植を行います。体に大きな負担がかかるので、55歳位までの患者にしか行うことができないといいます。

他人の血液が入ってくるので色々な免疫反応が起こることがあるといいます。GVHD(移植片対宿主病)といって、皮膚炎、黄疸、下痢などを引き起こすといいます。

但し、悪化した白血球を駆逐してくれるので、それを利用してミニ移植を行っているといいいます、この方法だと65~70歳まで行うことが可能だといいます。

移植後に正常な細胞が生着するまで1~2年、半年~1年間は免疫抑制剤を服用する必要があるといいます。グレープフルーツは免疫抑制剤の副作用を強くするので食べてはいけません。

寛解を維持して5年間再発しなければ完治ということになります。但し、これまでの予防接種の効果がなくなるので新たに行う必要があります。