
日本人の食生活も随分と変化してきていますが、ご飯とみそ汁は依然として多いようです。実はこの組み合わせは栄養的に考えても相性が良いのです。
みそは大豆を蒸して潰し、麹、塩を混ぜて発酵させたものですが、人間に大切な必須アミノ酸のうちリジンを多く含んでいる食品です。
ところがお米には他のアミノ酸はあるのにこのリジンが不足しているのです。ですので、ご飯とみそ汁を一緒に食べればお互いに補って、タンパク質の質を高められるのです。
昔の人は、このような栄養学的なことは知らなかったと思われますが、きちんと食している訳ですから不思議ですし、なんか凄いですね。
インスタントラーメンは好きですか?
インスタントラーメンに欠かせない添加物は、麺質改良剤のかんすいです。これは、炭酸ナトリウムや炭酸カリウムを混ぜたもので、麺のこしの強さ、中華麺独特の色と香りを出すものとして欠かせません。
この他、麺質改良剤として重合リン酸塩、保湿剤としてD-ソルビットが使われている製品もあります。但し、いずれもJAS(日本農林規格)で許可されているものですから心配いりません。
また、スープについては食品衛生法で規制されていますし、インスタントラーメンは乾物なので細菌が増殖する心配がなく、したがって保存料は使われていません。
心配なのは、添加物より塩分です。インスタントラーメン1食で5~6.7gとかなり多くの塩分が含まれています。1日の塩分適正量8g以下ですのでかなり多いといわざるをえません。
塩分はスープだけではなく、麺にも含まれていますから、麺は別にゆでて、ゆで汁は使わない、スープは残すなどして塩分を減らす工夫をして食べましょう。
できたてのパンは消化が悪い!?
できたてのパンは、水分が多くて唾液がしみ込にくいから消化が悪いと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは間違いです。
食パンの水分は通常35%程度で、放っておいて失われる水分は2%程度です。米飯には65%も水分が含まれていますが、唾液は糖質を殆ど消化してしまいます。つまり、水分の多少など問題にならない訳です。
健康な人に、違った条件を与えたパンの消化吸収率を調べる実験では、その率には差がなく、熱量で表して97%が消化吸収されたことが分かっています。
朝食のポイント
一般に朝の献立は、ご飯に卵とみそ汁とか、パンと牛乳という場合が多く、どうしてもビタミンCや繊維が不足がちです。
筋肉を動かして体熱が出ると、ビタミンCの消耗が激しくなります。ビタミンCは体内に余り蓄えておくことができないので、仕事にかかる前の朝食で摂るのが良いのではないでしょうか。
また、繊維は腸の運動を高めるので、これも朝食で摂るのが良いでしょう。果物は、ビタミンCや繊維を多く含み、忙しい朝でも余り手間がかかりません。
生で食べるので、ビタミンCの損失もなく、朝食にぴったりのビタミンC供給源ではないでしょうか。
