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肝臓がん治療が進歩している!?

肝臓がんは、早期発見できれば手術などにより根治することができるといわれています。根治が難しいケースでも治療の選択肢が増えているといいます。

治療法の選び方
がんの大きさ、数、場所、肝機能がどの程度保たれているかなどによって治療法が決められるといいます。がんが転移せずに肝臓内に留まっている場合は、切除手術、焼しゃく療法(高熱で焼き固める)、肝動脈塞栓療法(栄養を送る血管を塞ぐ)が中心になるといいます。

第1選択、がんの数が3個以下の場合は根治が望めるので切除手術を選択することことが多いといいます。但し、高齢・心臓や肺に重い病気がある場合は、焼しゃく療法や肝動脈塞栓療法を選ぶことが多いといいます

第2選択、がんの直径が3cm以下の場合は焼しゃく療法が選択されるといいます。但し、がんが主要な血管や胆管から離れていることが条件になります。がんの直径が3cm以上は肝動脈塞栓療法になるといいます。

【がんが転移なしで4個以上ある場合】
第1選択、肝機能が保たれていれば、治療の範囲が広くなりやすいので肝動脈塞栓療法を選択するといいます。効果が不十分な場合は分子標的薬による治療が行われるといいます。

がんが転移している場合も分子標的薬が治療の柱になるといいます。分子標的薬はがんを小さくしたり、がんの増大を防ぐ効果があるといいます。肝臓移植は、肝機能が大きく低下している場合に選択肢になってくるといいます。

4種類に増えた分子標的薬
分子標的薬はがん細胞だけを攻撃し正常な細胞へのダメージが少ない薬だといいます。従来の抗がん剤と比べると効果が高く重い副作用がないと評価されています。

2009年ソラフェニブ、2017年レゴラフェニブ、2018年レンバチニブ、2019年ラムシルマブの分子標的薬が使えるようになったといいます。これによって最大で4次治療まで可能になり以前より長い期間使えるようになったといいます。

1次治療は、最も効果が得られる確率が高いソラフェニブかレンバチニブのどちらかを使うようになるといいます。2次治療以降は効果の出方や副作用をみて医師が判断するといいます。

分子標的薬の副作用ですが、レンバチニブの場合は血圧上昇、タンパク尿、甲状腺機能低下などあるといいます。ソラフェニブやレゴラフェニブでは、手足症候群、下痢などが起こりやすいといいます。ラムシルマブは、血圧上昇、むくみ、タンパク尿は患者さんの1/4程度の頻度だといいます。

副作用の対処は、血圧上昇がみられる場合は降圧剤でコントロールするといいます。タンパク尿や甲状腺機能異常については血液検査でチェックするといいます。

手足症候群というのは、手足が赤く腫れたり、水ほう、ひびわれ、皮膚がめくれたりするといいます。保湿クリームを塗ったり、柔らかい靴を履くなどがすすめられています。場合によっては計画的に薬を飲むのを休むこともあるといいます。

肝機能を保つ生活
肝機能が低下するほど、がんが進行・再発しやすくなります。また薬を使いにくくなるといいます。食事をしっかり摂りウォーキングなどの日常的な運動をして筋肉量を維持するこが大切だといいます。

筋肉は第二の肝臓といわれアンモニアの解毒やブドウ糖の貯蔵など肝臓と同じような働きをしているといいます。筋肉量が多いほどこうした働きをしてくれるので肝臓の負担が減り肝機能が保たれるといいます。

また肝臓がんがある人は禁酒、禁煙を守ることが重要です。肝臓はアルコールを分解する働きがあるためお酒は肝臓の負担につながります。煙草は血流を悪くするため肝臓にもよくありません。

食事はバランスよく、そして肉、魚、乳製品、卵、大豆製品などタンパク質を意識してとると良いといいます。但し、意識状態が悪くなる肝性脳症がある場合は控えたほうがいいそうです。