自動車整備工場を営むFさんは、軽トラを改造してイタリアの超高級車、上下開閉式のシザードアが特徴のランボルギーニを自作したという。
ランボルギーニとの出会い
今から50年前は空前のスーパーカーブーム。
8歳の時に父親に連れていってもらったスーパーカーの展示会、そこで見たランボルギーニに衝撃を受けたという。
安くても2000万円するランボルギーニは変えるはずもない。
気付けばFさんは38歳になっていた。
自家用車のワゴンにランボルギーニの絵をかいて、スーパーカーに乗った気分になっていた。
それから自分で描いた絵を眺め、作れるかもしれないと思ったそうだ。
ランボルギーニ自作
1.車体探し
・車のボディが解体しやすい。
・エンジンの位置がランボルギーニと同じ後ろ。
・ちゃんと走るけど廃車。
※サンバーの軽トラを見つける。
2.解体
3.骨組み&中の装置
ホームセンターで4mの鉄パイプ10本購入。
鉄パイプで骨組みを作る。
先に骨組みを作ったので中の装置を作るのに苦労した。
4.外装
ガラスマットに液体樹脂を染み込ませ固める。
5.ドア&ライト
固まった外装をドアの形に切り抜く。
それを鉄パイプのフレームにくっ付ける。
蝶番をつけ開くように調整。
開閉式ライトは1か月かけて完成。
6.完成
サンバー+ランボルギーニで
サンバルギーニ・コカウンタックと名付けた。
3年半と時間がかかったが車検も通った。
無双状態突入
サンバルギーニ・コカウンタックは色々なイベントに招待された。
次に子供の頃の憧れだったマッハ55の製作にかかった。
15年かけて完成。