関節リウマチが進行して、関節が変形して曲げることができなくなると、薬だけの治療が難しくなり手術も検討される。
薬が効きにくい、合併症のため薬が使えない、既に変形しているなどは手術の対象となる。
9割が満足する手術とは?
手術を検討するときは、薬による治療を十分に受けても効果がなく、関節の痛みや機能障害が進行している場合。
関節リウマチの9割が手足など小さい関節に炎症が起きる。
使い過ぎると腱が切れることもある。
→ 腱再建術
肩、ひざ、股関節などの変形。
→ 人工関節置換術
人工関節置換術の満足度は全体では50%以上、肩、ひざでは90%にもなる。
歩行に支障が出やすい股関節、ひざ関節を人工関節に置き換えると、劇的に改善され満足度が高いと考えられている。
2019年保険適用、ロボット支援の人工関節置換術では、赤外線で関節の位置を捉える。
従来の精度 → 誤差 長さ3mm 角度3度
ロボットの精度 → 誤差 長さ1mm 角度1度
従来の手術は、ひざにある十字靭帯を切っていた。十字靭帯を切らないと骨を切れなかった。
ロボット技術を使えば、十字靭帯を残したまま骨を正確に切れる。
ロボット支援の人工関節置換術の対象は、関節リウマチ、変形性ひざ関節症、スポーツ選手などが挙げられる。
大学病院、総合病院などで手術が受けられるようになってきている。
手術受ける場合の治療薬 メトトレキサートは飲み続けることが推奨されている。
生物学的製剤は手術前後は休薬。
JAK阻害薬は手術前後は休薬。
リハビリ
1日1回コツコツと。
痛みのために関節を動かないと
→ 関節が固くなる → 痛みが出る
対策
ストレッチ、筋力に維持(歩行訓練など)
ひじの屈伸 5回程度
ひざの屈伸 ゆっくり伸ばす 5秒程度キープ
※継続して行うことが大切。
温熱療法、電気治療などは、痛みを和らげることはあるが、炎症を抑えたり変形を予防する効果は低い。
日常生活では関節に負担をかけない動きを散り入れる。
・両手で持つ。
・重い物は肩にかけて持つ。
・前腕を使って立ち上がる。
特に炎症が起きている時の関節は、負担がかからないように心がける。
自助具
関節リウマチなどにより不自由になった動作を助ける。
物をつかむ、手首をひねるなど。
オープナー、ドアノブ回し、爪切り(刃の向きを変えられる)
爪切り(置き型タイプ)などをがある。


