肺がんを発症する人は1年間で推定12万5千人といわれています。大腸がん、胃がんについで第3位といいます。但し、肺がんで亡くなる人は1年間7万人以上で第1位なっているようです。
肺がんで亡くなる人が多いのは、進行してからでないと自覚症状を感じにくい、進行が速く転移しやすい、煙草を吸っている人がなる思い込みなどが考えられます。
早期発見のための検査
肺がん健診は40歳以上が対象で年1回受けることができます。必ず行うのが胸部エックス線検査です。職場の健康診断で40歳以上の従業員に対して義務付けられています。
ヘビースモーカーの場合たんの検査も行なうといいます。地域の保健所や指定された医療機関で検査を受けることになります。費用は、自己負担は数百円~1000円ほどです。
特に煙草を吸う人は、40歳を過ぎたら数年に1度はCT検査を受けることが推奨されています。小さながんでも発見されやすいといわれています。早期発見すれば根治が可能だと考えられています。
肺のかげは、肺炎、肺炎のあと、良性腫瘍などであることも多いので見極めることが大事だといいます。すりガラス状のかげがある場合、1.5cm以上は手術を考える、1cm未満は半年に1回ほど検査を行うといいます。
確定診断する検査
胸部エックス線やCTで肺がんが疑われる場合、肺の組織を採取する検査を行うといいます。肺がんかどうかが確定します。肺がんであれば、がんのタイプやがんの遺伝子の変化の有無などが分かるといいます。
まず最初に気管支鏡検査で組織を採取します。かげの部分の組織がうまく取れなかった場合などは、胸腔鏡検査でかげの部分の組織を取り、病理検査を行い、がんであれば引き続き手術を行うといいます。
治療法の選び方
小細胞がん限局型:抗がん剤+放射線治療
小細胞がん進展型:抗がん剤治療
非小細胞がんⅠ期 リンパ節転移なし:手術
非小細胞がんⅡ期 肺の中のリンパ節に転移:手術
非小細胞がんⅢ期 気管の周りのリンパ節に転移:抗がん剤+放射線治療
非小細胞がんⅣ期 肺から離れたところに転移:抗がん剤治療が中心


