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便通の悩み 便秘 2つのタイプ

便秘には主に2つのタイプがあります。

「排便回数減少型」と「排便困難型」です。

それぞれについて詳しく説明します。

1. 排便回数減少型便秘
このタイプは、排便の頻度が通常よりも少なくなる便秘です。

【特徴】
・1週間に3回未満の排便

・大腸での水分吸収が過剰になり、便が硬くなる

・腹部膨満感や不快感を伴うことが多い

【主な原因】
・食物繊維の摂取不足

・水分摂取不足

・運動不足

・ストレス

・ホルモンバランスの乱れ

2. 排便困難型便秘
このタイプは、排便の回数は正常でも、排便時に困難を感じる便秘です。

【特徴】
・排便時の強い努責(いきみ)

・排便に時間がかかる

・排便後も残便感がある

・肛門痛や出血を伴うことがある

【主な原因】
・骨盤底筋の機能低下

・直腸感覚の低下

・腸の蠕動運動の低下

・肛門括約筋の過緊張

※両タイプとも、生活習慣の改善や適切な治療で改善が可能です。

症状が続く場合は、医療機関での相談をおすすめします。

便秘 2つのタイプ 対処法
それぞれのタイプの便秘に対する対処法を詳しく説明します。

1. 排便回数減少型便秘の対処法
a) 食事改善
食物繊維を多く含む食品(野菜、果物、全粒穀物など)を積極的に摂取。

プロバイオティクスを含む発酵食品(ヨーグルト、キムチなど)を取り入れる。

b) 水分摂取
1日に1.5?2リットルの水分を摂取。

朝起きてすぐに水を飲む習慣をつける。

c) 運動
定期的な有酸素運動(ウォーキング、ジョギングなど)。

腹部マッサージや腹筋運動。

d) 排便習慣
毎日決まった時間に排便を試みる。

トイレに長時間座らない。

e) ストレス管理
リラックス法(瞑想、ヨガなど)を実践。

十分な睡眠をとる。

2. 排便困難型便秘の対処法
a) 骨盤底筋トレーニング
ケーゲル体操を定期的に行う。

専門家の指導の下で適切な骨盤底筋エクササイズを学ぶ。

b) 排便姿勢の改善
膝を胸に近づけるようにしゃがむ姿勢をとる。

足台を使用して足を高くする。

c) 腹圧のかけ方
適切な腹圧のかけ方を学ぶ(過度の力みを避ける)。

呼吸法を活用して自然な排便を促す。

d) 温熱療法
温かい湯船につかり、腹部を温める。

温かいパックを腹部に当てる。

e) 薬物療法
医師の指示の下で、適切な下剤や浣腸を使用。

f) バイオフィードバック療法:
専門医の指導の下で、直腸感覚や括約筋のコントロールを学ぶ。

◎両タイプ共通の注意点
排便を我慢しない。

過度の下剤使用を避ける。

症状が改善しない場合は、医療機関を受診する。

※これらの対処法を組み合わせて実践することで、多くの場合便秘症状は改善します。

ただし、個人によって効果的な方法は異なるため、自分に合った方法を見つけることが重要です。

また、慢性的な便秘や他の症状を伴う場合は、必ず医師に相談してください。

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便通の悩み 下痢 原因に合わせた対策

下痢の原因に合わせた対策を説明します。

下痢は、さまざまな原因で発生する可能性があり、それぞれの原因に応じた対策が異なります。

以下に主な原因とそれに対する対策を紹介します。

1. 感染症による下痢
*原因:ウイルス、細菌、寄生虫による感染
*対策:
・ウイルス性下痢
ロタウイルスやノロウイルスなどが原因。通常は自然に治るため、特定の治療法はなく、水分補給が最も重要です。

・細菌性下痢
サルモネラ、カンピロバクター、エシェリキア・コリなどが原因。抗生物質が必要な場合がありますが、医師の指示に従うことが大切です。

・寄生虫による下痢
ジアルジアやクリプトスポリジウムなどが原因。抗寄生虫薬の処方が必要です。

2. 食事による下痢
*原因:食物アレルギー、食物不耐症、食中毒
*対策:
・食物アレルギー
アレルゲンを特定し、その食物を避ける。

・食物不耐症
乳糖不耐症など。該当する食物(例えば乳製品)を避ける。

・食中毒
腐った食物や不適切に調理された食物を避ける。感染が疑われる場合は医師に相談し、必要に応じて治療を受ける。

3. 薬物による下痢
*原因:抗生物質、鎮痛剤、化学療法薬など

*対策:
・抗生物質による下痢
ロバイオティクスの摂取が役立つ場合があります。医師に相談して、薬の変更や停止を検討する。

・その他の薬物
副作用としての下痢が疑われる場合は、医師に相談し、代替薬の検討や投与量の調整を行う。

4. 消化器疾患による下痢
*原因:炎症性腸疾患(IBD)、過敏性腸症候群(IBS)、セリアック病など

*対策:
・IBD(潰瘍性大腸炎、クローン病)
医師の指示に従い、適切な薬物療法を行う。

・IBS
食事の改善(低FODMAP食など)、ストレス管理、特定の薬物療法が有効です。

・セリアック病
グルテンフリーの食事を徹底する。

5. その他の原因
*原因:ストレス、過度の運動、冷えなど

*対策:
・ストレス
リラクゼーション法やカウンセリングを活用する。

・過度の運動
適度な運動量に調整し、体調管理を行う。

・冷え
体を温め、冷たい飲食物を避ける。

*一般的な対策
・水分補給
下痢による脱水を防ぐために、適切な水分補給が重要です。

特に電解質を含む飲料(スポーツドリンクや経口補水液)が推奨されます。

・食事
消化に優しい食物(お粥、バナナ、リンゴソース、トーストなど)を摂る。

・休息
体力を回復させるために十分な休息を取る。

※下痢の原因が不明な場合や重篤な症状が続く場合は、医師の診断を受けることが重要です。

便通の悩み 痔 負担の少ない治療法
痔は、肛門周辺の血管や組織が腫れたり、炎症を起こしたりする状態で、主に内痔核、外痔核、裂肛(切れ痔)、痔瘻(じろう)の4種類に分類されます。

以下に、痔の負担の少ない治療法を詳しく説明します。

1. 内痔核(内痔)
内痔核は肛門の内側に発生する痔で、初期段階では痛みが少ないことが特徴です。

【治療法】
・生活習慣の改善
食物繊維を多く含む食事を心がけ、水分を十分に摂取して便通を整える。

・座浴
ぬるま湯に肛門を浸けることで、痛みや腫れを和らげることができます。

・軟膏や座薬
抗炎症成分や鎮痛成分を含む市販の薬を使用して症状を緩和する。

・硬化療法
痔核に硬化剤を注射して痔核を縮小させる方法。

外来で行えるため、入院が不要です。

・ゴム輪結紮法
痔核の基部にゴムリングをかけて血流を遮断し、痔核を自然に脱落させる方法。

こちらも外来で行われるため、負担が少ないです。

2. 外痔核(外痔)
外痔核は肛門の外側に発生し、痛みや痒みが伴うことが多いです。

【治療法】
・冷湿布
冷湿布を当てることで痛みや腫れを軽減します。

・軟膏や座薬
市販の痔用軟膏や座薬を使用して症状を緩和する。

・生活習慣の改善
便通を整え、長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしを避ける。

3. 裂肛(切れ痔)
裂肛は肛門の皮膚が裂けることで生じ、排便時に強い痛みを伴います。

【治療法】
・軟膏や座薬
痛みを和らげるための市販の薬を使用する。

・便通の改善
食物繊維を多く摂取し、水分を十分に補給して便を柔らかく保つ。

・温浴
ぬるま湯に浸かることで血行を促進し、治癒を助ける。

4. 痔瘻(じろう)
痔瘻は肛門周辺に膿のトンネルができる状態で、感染や炎症が関与します。

【治療法】
・抗生物質
感染を抑えるために抗生物質を使用します。

・排膿
膿を排出するために医師による処置が必要です。

・軽度の手術
症状が進行している場合、手術が必要ですが、軽度の症状であれば負担の少ない手術法が選択されます。

<一般的な対策>
・便通の管理
食事や水分摂取を見直し、便通を整えることが最も基本的な予防策です。

・姿勢の改善
長時間同じ姿勢を続けないようにし、適度に体を動かすことが大切です。

・適度な運動
運動によって血行を促進し、痔の予防に役立てます。

・衛生管理
肛門周辺を清潔に保つために、排便後はぬるま湯で洗浄し、柔らかいタオルで優しく拭くことが推奨されます。

※痔の症状が重篤であったり、長期間改善しない場合は、専門医に相談して適切な治療を受けることが重要です。