新型コロナウイルスに感染すると急性腎障害を発症することがあるといいます。慢性腎臓病の場合は、感染すると重症化するリスクがあるといわれています。
自覚症状がないため慢性腎臓病だと気づいていない人も多いといいます。慢性腎臓病患者は推定で1,300万人といわれています。8人に1人になります。
感染すると危険
腎臓病は老廃物を排出する機能が低下、進行すると透析が必要になるといいます。こうした人が新型コロナウイルスに感染すると、腎臓の機能が更に低下するといわれています。
新型コロナウイルスで肺炎を併発すると血液中の酸素濃度が下がり、同時に血圧が不安定になるため腎臓内で血流不足が起こるといいます。
そうなると、ろ過する血液が不足してきて老廃物が体内に溜まり排出されにくくなるといいます。これが急性腎障害といわれています。
新型コロナウイルスは血管内の細胞に直接感染し血管炎を起こすこともあり、腎臓は血管が多く集まった臓器なのでダーメージ受けやすいといいます。
ウイルスが腎臓内の尿細管に直接感染することも指摘されています。腎臓病を患っている人は免疫抑制剤を使っていることが多く、ウイルスに感染しやすいといわれています。
慢性腎臓病の人が新型コロナウイルスに感染すると命にかかわるリスクが生じると考えられています。
感染しないためには?
不要不急の外出を避ける、三密(密閉・密集・密接)を避ける、ソーシャルディスタンスを保つ、こまめに手を洗いうがいをすることが推奨されています。
透析の時感染リスクを下げるには、ロッカールームなどで着替えをする場合距離を保つ、時間差で入室、透析中もマスクをはずさないなどの工夫も必要ではないでしょうか。
透析治療や免疫抑制剤の影響などで発熱や咳などの症状が出ない場合もあるので、具合が悪い場合は担当医に相談して頂きたいです。
日常生活の注意点
薬はきちんと飲む、自己判断で中止しないようにしましょう。病院に電話をして薬を処方してもらうことも可能だといいます。但し、薬局へ行くときは混み合う時間を避けるなど心がけたいです。
また、塩分が多いと腎臓に負担がかかり血圧も上がるので引き続き減塩を心がけましょう。塩分の代わりに胡椒やレモン汁で味にアクセントをつけるのも推奨されています。
醤油はかけるのではなく「つける」ことで減塩につながるといわれています。また医師からカリウムを制限されている人は生野菜や果物の摂り過ぎに注意が必要です。
人混みを避けた散歩などの軽い運動も心がけたいですね。


