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歯を守るにはどうする?

歯を失う原因は多くの場合、歯周病と虫歯といわれています。歯を失ってしまうと柔らかいものしか食べられなくなったり、発音がしずらくてうまく話せなくなったりして悲しくなります。

自分は歯磨きをしているから大丈夫だと思うかもしれませんが、短期間に次々と歯を失ってしまうこともあるのです。更に歯が溶けてすり減ってしまうことさえあるといいます。

歯周組織再生療法
東京医科歯科大学 歯学部附属病院では、歯周病によって失われてしまった歯槽骨を再生するために、再生療法の薬 bFGF(細胞を活性化させる薬)を使って半年から1年様子を見ていって歯周組織が回復するのを待つという方法があるといいます。

溶けてしまった歯槽骨や歯石を取り除いた空洞部分に、タンパク質を主成分とした特殊な薬を注入します。すると歯周組織の細胞が増殖して失われた骨や歯根膜が再生されていくといいます。

このフラップ手術+歯周組織再生療法の費用は、保険3割負担の場合 1本あたり1万円程度になります。保険適用の条件は、歯周ポケットが4mm以上、歯槽骨が溶けている部分が3mm以上ということです。

歯周病には歯肉炎と歯周炎の段階があって、重度の歯周炎では歯が抜けてしまうといいます。歯肉炎は、歯の根元に溜まった汚れプラークに細菌が繁殖してしまって歯肉が腫れたり赤くなってしまう状態です。

その状態を放置しておくと、歯周ポケットが深くなってしまってその後に歯槽骨や歯根膜がダメージを受けて歯槽骨が溶けてしまうといいます。

このように最悪の状態になる前に、歯茎が腫れているかもしれないと思ったら歯科医院で診て貰った方が良いと思います。歯周病対策の歯の磨き方なども指導して頂けると思われます。

根管治療
治療したはずの虫歯が違和感があって急いで歯科医に診て貰ったところ、虫歯が酷くなってしまって歯の根に菌が入っていたという方がいました。

その方が選んだのは根管治療でした。悪い部分を削ったあと虫歯に汚染された歯髄と呼ばれる神経などの組織を除去して消毒、充填剤で満たし最後に被せものをします。

治療された方は、全然痛くなかったといいます。いま全く違和感なく歯も残っている状態でぐらつくこともなく生活できているので、日常に支障がない状態に戻して貰ってありがたいといっています。

但し一見簡単なように思われがちですが、難しい治療だといいます。歯髄を完全に除去できないと虫歯菌に再感染するリスクが高い上、根管の先は直径1mm以下と細くて複雑な形をしているからです。

歯の内部の目に見えない場所を手探りで治療するする上で、対象となる根管(歯髄が入っている管)という構造は単純な形ではないといいます。根管は細くて曲がっていて横に広がっているだけでも大変難しいそうです。

根管治療を受けるタイミングは、虫歯が歯髄まで達した状態(C3)の段階になります。X線だけでは形状がわからない場合はCTを検討するといいます。

根管治療の費用の目安は、3割負担の場合、1本あたり1,200~4,000円程度になります。特殊な材料や器具を使用するために自由診療で行われる場合もあります。CT検査も保険診療で行うには条件があります。詳しくは担当の歯科医にご相談下さい。

コンポジットレジン
歯がすり減る原因は、酸蝕という酸性の食品を食べたり、逆流性食道炎で胃酸が口まで逆流したりすると、口の中が酸性となりその酸によって歯がすり減りやすくなるといいます。

そして、研磨剤入りの歯磨き粉を使って歯を強く磨き過ぎても歯はすり減ります。また、くいしばりや寝ている時の歯ぎしが原因で起こることもあります。

これらの歯のすり減りは、コンポジットレジンと呼ばれるプラスチックにセラミックを混ぜた材料使って修復が可能といわれています。コンポジットレジンは虫歯の治療にも多く使われています。

コンポジットレジンの特徴ですが、見た目が良い、歯の機能回復、歯を削る必要がないといいます。小さい修復ならば治療は1回で済むそうなので助かりますね。

コンポジットレジンの費用は、虫歯や歯のすり減りなどの場合は保険適用で、3割負担の場合は1本あたり1,000円程度といいます。特殊な修復は専門医でなければ治療できないといいます。

日本歯科保存学会、日本補綴歯科学会、日本接着歯学会のホームページで専門医を探すことができるそうです。