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脂肪肝に要注意!?

肝臓に脂肪が溜まりすぎる脂肪肝は、成人男性の約30%にあるといい、心筋梗塞、脳卒中、腎臓病、更には肝臓がんといった重い病気につながることもあるといわれています。

脂肪肝のある人は国内で1,000万人以上いると推定されています。脂肪肝を放置すると10年で2割の人が肝硬変になり、肝臓がんのリスクが高まると考えられています。

脂肪肝は生活習慣病
食べ過ぎ・運動不足
炭水化物のブドウ糖 → グリコーゲンにして肝臓内に貯蔵 → 使わないと脂肪に変わる

お酒の飲み過ぎ
アルコール → 解毒を優先 とりあえずブドウ糖 → 脂肪にして肝臓に貯蔵

内臓脂肪型肥満
中年男性に多い、女性も更年期以降脂肪肝が起こりやすくなる。へそ周りの周囲が、男性85cm異常、女性90cm以上。

皮下脂肪が少ない隠れ内臓脂肪型の人も脂肪肝になりやすい。痩せているけど甘いものやお酒が好きで、健康診断で肝機能異常の人は脂肪肝を疑った方がいい。

また脂質異常症、糖尿病、高血圧などがあるとより脂肪肝になりやすいといいます。

検査で危険を見極める
AST、ALT、γ-GTPのうち1つでも基準値より高いと、肝機能異常と診断されます。そして、2次検査の超音波検査で脂肪肝かどうか診断されます。

肝臓と腎臓のコントラストがはっきりしている場合は脂肪肝といわれています。

脂肪肝のある人は、肝硬変になってないか、肝硬変になるリスクがどの程度か調べることが重要になるといいます。

採血して線維化マーカー検査を行います。線維化している場合は、超音波エラストグラフィやMRエラストグラフィなどの画像検査を行います。

皮膚の上から肝臓に振動を与え、その波が伝わる速度を計測することで、肝臓の硬さを色分けして表示します。やわらかい部分は青く表示され、硬い部分は赤く表示されます。

線維化があまり進んでいない場合、定期的な検査や経過観察になるといいます。線維化が進んでいる場合、肝臓の組織を採取する肝生検を行います。

単純性脂肪肝(NAFL)に対し、脂肪肝炎(NASH)の多くは10~25年で肝硬変に進行するので、肝生検で見極めることになります。

NAFL、NASHいずれも生活習慣を見直すことで肝硬変を防ぐことが可能だと考えられています。

食事・運動で対策
3度の食事をバランスよくとり、適度な運動をしてゆるやかに減量することが推奨されています。1か月で2~3kg減らすと肝臓の脂肪が減りやすいといいます。NASHの場合、体重を7%ほど減らすと炎症が治まるという報告もあるといいます。

食べ過ぎず腹八分目、朝食をしっかりとる、夕食は少なめ夜食はとらない、甘いものは控える、飲み物は無糖(水・緑茶・麦茶)などが推奨されています。

筋肉は第二の肝臓といわれ、アンモニアの分解、ブドウ糖の貯蔵が行われているといいます。筋トレをすることで脂肪を処理できると考えられています。

腹筋、腕立て伏せ、スクワットなど自分がやりやすい筋トレを行って下さい。ウォーキングや自転車こぎなどの有酸素運動、階段を使うなど生活の中に運動習慣をとりいれることが大切です。

アルコールのとり過ぎが原因の人は、お酒を控えることが大切。禁酒が無理なら週2日の禁酒日を設け、必要に応じて飲酒欲求抑制薬を処方してもらうこともあるといいます。