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三大女性漢方薬とは?

女性に多い悩みである更年期障害、冷え、むくみ、月経痛など、漢方薬によって血流を改善することで解消できることが分かってきている。

女性特有の悩みは血の巡りに関連することが多い。その改善のために三大女性漢方薬が注目されている

【三大女性漢方薬】
当帰芍薬散
(とうきしゃくやくさん)

足腰の冷えやむくみ生理不順

血、水

加味逍遙散
(かみしょうようさん)

更年期症状など

血、気

桂枝茯苓丸
(けいしぶくりょうがん)

下半身の冷え、のぼせ、生理痛など

漢方薬の利用例
生理中の痛み、PMS(月経前症候群)、生理後に具合が悪くなる。

産婦人科で処方された定用量ピル、医師から40歳を目途に見直しを進められる。

定用量ピルの副作用として、血液を固め血栓ができやすくなる。

高血圧、糖尿病、高脂血症などの基礎疾患がある場合注意が必要。

月経に関連する色々な症状、漢方でいう血(けつ)の異常、全体のバランスを良くして体の状態を良い方に持っていく。

当帰芍薬散が処方される。

3週間後、生理中の不快感でお腹の痛みが今まで1番軽かった。

これまでも鎮痛剤を飲まずに大丈夫という月はあったが、不快感はあるのでアロマテラピーで痛みを緩和するオイルを塗って紛らわしていた。

今回何もなくても大丈夫なくらい痛くなくて驚いた。

漢方の処方
病気未満の不調、検査で異常が見つからない、治療薬がないなどの場合、漢方薬を選択肢にあげる。

女性はホルモンバランスの変動によって症状に合わせた漢方薬を選ぶことが大切。


目に見えないもの(呼吸、神経、精神)

加味逍遙散


全身を廻る血液(血液ホルモン系)

当帰芍薬散
加味逍遙散
桂枝茯苓丸

※症状の根本原因を見極めて、中心の症状に対して漢方薬を選ぶ。


血管外にある体液(リンパ液、免疫液)

当帰芍薬散

ドラッグストアーでも漢方薬を販売されているが、一般医薬品のため安全重視、成分の量が抑えられている。効き方がマイルド。

医療機関の漢方薬は、医療用医薬品で医師の診断の元に治療薬として処方、シャープに効く。保険適用。

日本東洋医学会のホームページ
http://www.jsom.or.jp

各地域の漢方専門医のリストが掲載されている。

【漢方薬を飲む時の注意点】

ポイント
起床後、就寝前など空腹時に飲む。

※漢方薬は科学的な解明が進んできた。

適切な診断の元に使えば効果が期待できるので、医師や薬剤師に相談してほしい。