スポンサーリンク

新型コロナと心臓病

新型コロナウイルスに感染すると、基礎疾患をもっている人は重症化しやすいといわれています。心臓病では、どんなことに注意すればいいのでしょうか。

新型コロナウイルス感染と基礎疾患の関係で致死率をみていくと、持病がない人は0.9%、心血管系の人は10.5%で、10倍以上にもなるようなのです。

心臓病と新型コロナの症状は似ている?
心不全になると左心室から血液が流れにくくなり、左心室に戻ってくるくるのも停滞してしまいます。その結果、左心室につながる肺に血液が溜まるといいます。これを肺うっ血といいます。肺がうっ血するために息切れや息苦しさを感じるといいます。

右心室から血液が十分に出ていかないと、右心室に戻ってくる血液も停滞してしまいます。その結果血液が全身に溜まりうっ血、顔や脚など全身にむくみが生じるといいます。

新型コロナウイルス感染の場合は、発熱、息苦しさ、咳、呼吸困難、倦怠感が挙げられます。心不全の症状と似ていて紛らわしいです。

心臓病の人はいつもと違う咳や息苦しさを感じた場合は、新型コロナウイルス感染を疑う必要があると考えられます。かかりつけ医にまず電話でご相談下さい。

なぜ重症化しやすい?
心臓と肺は密接に関係しているので、心臓が悪いと肺もさらに悪くなるといいます。また、心臓の筋肉や血管にも新型コロナウイルスが直接感染することが報告されています

新型コロナウイルスはACE2受容体に結合して、細胞に侵入してウイルスが増殖して炎症などを起こすといいます。このACE2受容体は、肺に多く存在するのですが、心臓をはじめその他の臓器や血管にも存在しているといいます。

心臓の血管に新型コロナウイルスが感染すると、血栓ができやすくなり、心筋梗塞や心不全を招く危険性があるといわれています。

健康な人が新型コロナウイルスに感染 → 急性心筋炎心不全となった報告もあるといいます。心筋炎になると不整脈が出たりして突然死のリスクが高まると考えられています。

イタリアの統計報告では、病院外での心肺停止率が58%増加したといいます。心臓病があるなしに関わらず新型コロナウイルスに感染しないように注意するが必要があります。

今大切なこと
心臓病の方は、薬の服用を自己判断で止まないこと。分からないことや心配なことははかかりつけの病院へ電話で相談しましょう。

また生活のリズムを崩さないために、ウォーキングは人混みを避ける、自宅でできる運動に切り替えるなどの工夫も必要ではないでしょうか。