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認知症に関する疑問とは?

どこを受診すべき?
もの忘れ外来が望ましいといわれています。これは大きな病院や総合病院にあるといいます。また地域の保健所や、地域包括支援センターでも相談できるといいます。

【受診の流れ】
1.問診
2.診察 麻痺や歩行異常など
3.認知機能テスト
4.血液検査・尿検査
5.画像診断 MRI・CTなど

レビー小体型認知症とは?
レビー小体(異常なタンパク質)が脳の神経細胞を壊すことで起こるといいます。意識がはっきりしている時間と、ボーっとしている時間が交互に現れ、認知機能に変動があるのが特徴だといいます。

よくある症状としては、幻視やレム期睡眠行動異常症などが挙げられます。幻視は、実際にはいないのに知らない人がいる、虫がいるなどと訴えるといいます。特に暗がりで見えやすいので暗くなったら灯りをつけましょう。

またパーキンソン症状といい、手足の筋肉がこわばる、倒れやすくなるなども挙げられます。室内は段差をなくしたり、怪我をしないように危険なものは置かないようにしましょう。

貼り薬は効く?
意欲を出すタイプ
・飲み薬:ドネペジル、ガランタミン
・貼り薬:リバスチグミン → 目に見える治療ができると考えられています。飲み薬も貼り薬も効果のほどは変わらないといいます。

興奮を抑えるタイプ
・飲み薬:メマンチン

認知症を受け入れてくれない
よくある介護拒否ですが、トイレ、デイサービス、食事、服薬、入浴、着替えなどが挙げられます。不安、心苦しさなどが背景にあると考えられています。

困っていることを聞いて、それをサポートしていき信頼関係を築いていくことが大切だといいます。

また入浴拒否の場合は、例えば足湯から始めて快適な気分になってもらい、段階的に進めていくと上手くいくケースがあるそうです。

よくある認知症の症状として、もの盗られ妄想が挙げられます。この場合は、本人に見つけてもらうように誘導することが重要だといわれています。

介護のポイントは、共感を示すことによって安心につながり、その結果信頼関係を築いていき受けいられるようになるといいます。