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楽しいことが減ってきたら

楽しめることやイベントが減った場合はやむを得ないのですが、気分が落ち込んだままなので物事を楽しめなくなったが続くとうつ病の可能性があるといわれています。

高齢者は落ち込みやすい
高齢者は気分が落ち込む喪失体験が多くなると考えられています。環境の大きな変化、例えば退職、子供の自立、家族や友人の病気・死、交友関係の減少などが挙げられます。また自分自身の不調や病気なども気分が落ち込むきっかけになるといいます。

最近近親者がなくなった場合は3.3倍、体の具合が悪い場合は2.5倍、そうでない人に比べてうつ病になりやすいといわれています。2週間以上気分の落ち込みが続くとうつ病と診断されるといいます。

高齢者全体の3%がうつ病と考えられています。100万人以上と推計されるといいます。国内の自殺者の約1割が60歳以上うつ病の人といわれています。

うつ病チェック
1.ほとんど毎日ゆうつな気分。
2.物事に興味や喜びを感じることがほとんどない。
※元々好きだったことが楽しめない、やる気がなしい場合は重要な症状だと考えられます。どちらかだけでも当てはまる場合でも今後うつ病になる危険性があると考えられています。

ひとつでも当てはまればチェックを進める。

3.体重が著しく減った・増えた。
4.ほとんど毎日よく眠れない・ねむりすぎ。
5.落ち着かない・ボーっとしている。
6.ほとんど毎日疲れやすい・気力がわかない。
7.ほとんど毎日自分には価値がないと考える・自分を攻める。
8.ほとんど毎日思考力や集中力が低下や物事を判断できない。
9.死について繰り返す考える・自殺を考える。

3~9のうち4つ以上当てはまるとうつ病の可能性があるといいます。

高齢者のうつ病の特徴として記憶力が低下が挙げられます。認知症との区別が難しいですので、心療内科や精神科の受診を検討をして頂きたいです。

うつ病を防ぐ対策
まずは外へ出かける
軽度のうつ病・予防目的の場合は外へ出かけるが良いといいます。概日リズムという睡眠覚醒のリズムをつくることが重要だと考えられています。

ほかの考え方を見つける
認知行動療法といって、考え方のかたよりを修正するといいます。

例えば誰も訪ねて来なかった。気分は寂しい・孤独。みんな私を厄介者だと思っている。だって心配していれば連絡があって当然だと考えたとします。

そうではない考え方もありますよね。みんな私に気を使っている。みんな忙しいのかもしれません。自分の考え方のくせを切り替えていくのが大切ではないでしょうか。