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子供の発達障害の対策とは?

発達障害の可能性がある子供は、小中学校100人中6.5人いると推定されています。1クラス2~3人いるという計算になります。発達のアンバランスが目立ち、生まれつきのものでその子供の特性と考えられています。

ADHDの特性
<ADHD=注意欠如・多動症>
・不注意~自分の行動をコントロールする力が弱い
注意力を持続できない
物をなくす

・多動性 衝動性
落ち着くなく喋り続ける
後先考えず行動する

特性が明らかな子供は2歳位から、ただ家族が気付かないことが多い。他の子供を沢山観察することで自分の子供の特性を知ることができる。

問題行動は子供の発達と周りの働きかけで改善することは可能。適切な指導や支援を行うと、子供自身が好ましい判断や行動を身に着けていく。

大人は穏やかかに近づいて静かに話すことが基本。興奮した時にはどうするのか家族でルール作りをする。ペアレントトレーニングや心理教育プログラムで学ぶことができる。

ASDには事前予告
<ASD=自閉スペクトラム症>
①こだわりが強い
・臨機応変な対応ができない
・興味を持った対象に過度に没頭しやすい
・自分なりのルールややり方に固執してしまう

突然違う対応を迫られるとパニックを起こしてしまう。事前に予告しておくと見通しが持てて安心する。

②コミュニケーションが苦手
・話がかみ合わず一方的に話す
・比喩や皮肉が苦手で言葉通りに受け取る
・相手の言葉をそのまま繰り返す

大きな声に驚く → 聴覚過敏 突然の大きな声や音に不快や不安を感じる。

止めさせたい行動はしかるのではなく取るべき行動を示す。こまめに褒めて承認する。

LDの学習サポート
<LD=限局性学習症>
読む、書く、計算するといったことがうまくできない。

文字を読むことが困難な子供も多い。
本を読むことに疲れる → 本が嫌いになる → 語彙や漢字が分からない

マンガはとても良い教材になる。

できないことや苦手なことを注意するよりも、一緒にやってできたことを褒めることが大切。