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まさか私も糖尿病に?

糖尿病は血糖値が異常に高くなる病気で、放置すると目、腎臓、神経の障害、心筋梗塞や脳梗塞などになってしまうといわれています。糖尿病の患者は約1,000万人、予備群も約1,000万人いるといいます。

3年以内にあなたも発症?
国立国際医療研究センターの糖尿病リスク予測ツール(https://www.ncgm.go.jp/riskscore)に必要なデータを入力していくと3年以内に糖尿病を発症するリスクの確率を知ることができます。

2型糖尿病は、生活習慣の影響が大きい、中年以降に発症しやすい、糖尿病の約90%といわれています。このツールでは30~64歳の人で2型糖尿病のリスクが分かるといいます。

特に腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上の内臓脂肪型肥満の人はリスクが高いと考えられています。また喫煙は、糖尿病のリスクが38%上昇するという報告もあるといいます。

食べ過ぎや運動不足など生活習慣を改善して肥満を解消していくのが必要だといわれています。

家族に患者はいませんか?
両親か兄弟姉妹に1人でも糖尿病の人がいる場合、男性は2.0倍、女性は2.7倍、糖尿病を発症しやすいといわれています。(JPHC Study)

2型糖尿病は、環境(生活習慣)と遺伝(体質)が密接に関係していると考えられています。血糖値を下げるインスリンの分泌不足の体質を受け継いでいる可能性があると考えられています。

早期発見するには?
血液中のブドウ糖の濃度を測定する血液検査を行うことが推奨されています。空腹時血糖値126mg/dL以上または、随時血糖値200mg/dL以上 + HbA1c6.5%以上で糖尿病と診断されます。

空腹時血糖値100~125mg/dL、随時血糖値140~199mg/dL、HbA1c5.6~6.4%の人はブドウ糖負荷試験も受けることが推奨されています。

ブドウ糖負荷試験はブドウ糖を含むジュースを飲んで、2時間後の血糖値を測定して食後の高血糖を推測するといいます。

糖尿病発症の直前や直後には、空腹時血糖値が低くても食後空血糖値が高くなることがあるのでそれを見逃さないために、ブドウ糖負荷試験が必要だと考えられています。