19歳の女の子Mさんは、スマホのお絵かきアプリで描いた絵で数百万稼いだという。その秘密を探っていこう。
運命のイタズラ1
聞き手の骨折
小学6年生の時に、公園で大きな蜂に追いかけられ慌てて逃げようとして転んでしまい利き手の骨にひびが入った。
利き手を骨折しているのに勉強できるかと、勉強からの引退を決意したという。授業中1時間目から6時間目までずっと落書きをしていた。
この落書きで絵の虜になっていったようだ。国数英理社の授業なのに机の上にパレットを置いて、アクリル画、水彩画、コピック画などを書いていた。
当時の先生は「彼女には特別な未来がある。そう自分に言いきかせて。最終的に根負け…」
運命のイタズラ2
毎日8時間スタバ
進学した高校のクラスにはやんちゃな生徒が多く騒がしかった。うるさくて絵が描けない、学校へ行くのは無理だと思いコーヒーのチェーン店で過ごすようになる。
店内にはパソコンを開いている人がいるからと、スマホで無料お絵かきアプリ「アイビスペイント」をダウンロードして絵を描き始めた。
工程1
ペンの種類と太さを選んで下書き。
工程2
色塗り
Mさんはパレットを使わずに、イチから色を精製する方法をとっている。
ペンタブは持っていなかったので指で描き、水彩画のようにいくつも色を塗り重ねるといった独自のテクニックを習得していった。
17歳でプロのスマホ画家となリ、19歳の現在は世界中から絵の仕事依頼が殺到している。ちなみに200名以上の教え子がいるという。