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デマやフェイクニュースばかり!?

デマやフェイクニュースなど、情報が氾濫し何を信じていいのか、どう向き合ったらいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

情報・メディアに惑わされないために、メディアの預言者といわれるマーシャル・マクルーハン(1911-1980)の考え方が参考になるかもしれません。

メディアとは何か?
人と人との間に位置し出来事を伝える存在はすべてメディアだととらえました。テレビ、新聞、ラジオ、電話、手紙、人の噂話などです。

メディアはメッセージである、メディアはメタファーであるなど、メディアは真実をゆがませると見抜いていたようです。

このような刺激的なキャッチフレーズで時代の寵児になったといいます。メディアの特質で真実のゆがめ方が違うと考え、ホットとクールという尺度を生み出しました。

文字 → 文字+写真 → 文字+動画 のように右にいくにしたがって、ホットの度合いが高まる。逆に左にいくにしたがってクール度が増すということです。

ホットは情報が密なので受動的でいい、クールは情報が薄いので受け手は能動的になると考えました。

メディアとそれが発する情報に惑わされないヒント
テレビが登場して情報発信が活発になったのですが、全てのメディアは真実をゆがませるとマクルーハンは考えました。

どんなメディアに惑わされるのか?
例えば新聞は記者を通した瞬間に記者の目線になる。テレビや写真は、カメラマンの撮り方次第で戦争や事件の規模などの印象が変わってくる。

なぜ人はメディアに惑わされるのか?
画像や活字など目で見るものは信じやすい。そして表現の仕方が上手くなっている。それっぽく書く、話を盛る。

電気によって我々は中枢神経組織を全地球的に拡張し=スマホやPC、あらゆる人間関係に即時的な相互関係をもたらすことができる=インターネットのSNS

2020年インターネットの利用者は世界で50億人といわれています。あたかも本当のようにフェイクニュースが登場しました。

ホットなメディアほど人はうのみにしやすい、クールなメディアほど人は読み解こうとする。だから良い塩梅、中立的、より客観的にみることが大事なのではないでしょうか。

目ばかり頼らずもっと他の感覚を動員する必要があります。情報を具体的には確かめる=体感、別の視点から見る・考えることも大切です。