過呼吸は若い女性に多いといわれています。不安やストレスなどをきっかけに呼吸が早くなるようです。急に息が苦しくなるばかりか、手足のしびれや硬直、めまいまで起こることもあるといわれています。
なぜ苦しくなるのか?
過呼吸の原因は精神的不安や極度の緊張などのストレスだと考えられています。過呼吸は医学的には過喚起症候群といわれています。
ストレスを感じると緊張して不安になりたくさん息を吸おうとします。運動もしていないのに多く呼吸をすると、体内の酸素が増えすぎた逆に二酸化炭素が少なくなります。
二酸化炭素は水に溶けると炭酸つまり酸性になるといいます。二酸化炭素が少なくなると、ほぼ中性に保たれている血液がアルカリ性になってしまうといいます。
血液がアルカリ性になると、一時的に血管が収縮したり細胞が正常に働かなくなったりするといいます。そのため頭がぼーっとしたり、手がしびれたり様々な異変が起こってくると考えられています。
通常の呼吸は1分間に16回といわれています。過呼吸になると30~60回とかなり多くなるようです。過呼吸は運動したときと同じ体の状態だといわれています。なので症状自体を怖がる必要はないと考えられます。
苦しくなったらどうする?
ストレスと距離をとることが大切だといいます。ポイントは息を吐くことに集中することだそうです。息を吐きながら頭の中で「リラーックス」と唱えたりすると心が落ち着いてくるといいます。
5秒間息を止める。そして3秒間かけて息を吐く、3秒間かけて息を吸う。3秒間かけて息を吐く。このゆっくり呼吸を5分くらい続けることが、苦しくなった時の対処法だといいます。普段から練習しておくのが良いといわれています。
予防するためには?
ストレスにうまく対処することで予防できると考えられています。1日の中でリラックスする時間を増やすことが大切だといいます。例えば、アロマ、ヨガ、散歩、お風呂、食事、睡眠などが良いとされています。
また、リラックスできるイメージを普段から想像しておくことも良いのではないでしょうか。リラックスできるイメージを目を閉じて30秒間思い浮かべる習慣をつけるといいかもしれません。
過喚起症候群になると「自分が死ぬ」というイメージを持つ人もいるそうです。症状がひどい場合は、精神科、心療内科、メンタルクリニックなどの受診が推奨されています。認知行動療法や場合によっては抗不安薬が処方されるといいます。


