不便じゃないとダメなこと、不便だからこそいいものがあるといいます。例えば、素数ものさし。自分から測りにいかないといけない、自分で計算しないといけない、少し不便なのですがパズル性が出てきて面白くなるといいます。
不便益
このような不便さは人が道具に寄り添う、道具と人間との関係性に価値があるという考え方それが不便益というのだそうです。不便益アイテムに「ゼスチャーでロック解除するアプリ」
人と物とががどういう関係にあるべきかを突き詰めていくと、バリエーションの1つとして、人工知能もあり、不便益もありという位置づけのなってくるといいます。
スマホを持ち歩かないことでの冒険感や開放感、時計を身に着けないことでの洗練性などを感じ取ることもできるかもしれません。不便さに「益」が潜んでいる…
不便から益を見つける4つ
便利益:コンビニなど
不便害:パスワードが複雑
不便益:不便益レシピ=自分の解釈で好きなものを作る
便利害:登山用のエスカレーター
手間暇をかけて得られる8つ
安心・信頼できる
工夫できる
上達できる
能力低下を防ぐ
発見できる
対象系を理解できる
主体性が持てる
俺だけ感がある
不便だが役に立つもの
幼稚園の園庭をあえてデコボコにする → 子供たちは転ばないように走り方を工夫する、もっと遊びたい
水道の蛇口は手でひねるタイプ → 蛇口をひねると水が出るという物理現象が学べる
机がジグザグのオフィス → 何気ないコミュニケーションが増加、社内調査では従来の2倍に増加