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インフルエンザ注意情報!?

インフルエンザは、普通の風邪に比べて症状が激しく急激に症状が現れるのが特徴といわれています。特に子供や高齢者では、脳症や肺炎などの合併症や重症化によって命に関わる危険もあるといわれています。

インフルエンザは何故怖い?
典型的な症状として、咳、のどの痛み、頭痛、鼻水、38度以上の発熱、関節痛、筋肉痛、倦怠感などがあります。治療しているのに熱が下がらないとか吐いて水分がとれない場合は重症と考えられます。

危険な合併症は、乳幼児の場合はインフルエンザ脳症、高齢者は肺炎などがあります。インフルエンザ脳症は、異常な行動や言動、意識障害、けいれんという症状が出てくるといいます。命を落とす危険性や後遺症を起こすこともあるといいます。

特に65歳以上の高齢者は肺炎に注意が必要です。呼吸困難、息切れ、胸・お腹の痛みや圧迫感、突然のめまい、黄色や緑のたんなど症状が出た場合は医療機関を受診して頂いた方が良いと思われます。

慢性の持病を持っている、免疫が下がっている、妊婦、肥満、長期療養施設に入所している方は重症化や合併症に注意が必要と考えられます。

意外な感染ルート
主な感染ルートは飛まつ感染や接触感染なのですが、最近は第3の感染ルートとして、接触・飛沫の対策をしても感染するエアロゾル感染というのが注目されているといいます。

飛沫は水分を含み重力で下に落ちますが、エアロゾルは雲や白い息、煙草の煙などのように安定して長く空中漂っている状態といいます。ウイルスがエアロゾル状態になっいるのを吸って感染すると考えられています。

効果的な予防法
予防接種と日常生活での注意が基本だといいます。予防接種は自身の免疫を高める対策で、色々な感染ルートがあっても免疫が高ければインフルエンザに感染しないといわれています。

予防接種の効果は発症を50~60%減らすことが可能、高齢者の死亡リスクを約80%減らすことができるといいます。重要なことは重症化させないことだといいます。予防接種をしていても感染する場合、発熱機関が短いや重症感染しないといわれています。

インフルエンザワクチンは、接種して2週間後からウイルスと闘う抗体が増えるといいます。1~2か月後に効果が最も高いと考えられています。インフルエンザは1~2月がピークといわれています。予防接種のタイミングとしては11月末から12月に受けると良いのではないでしょうか。

13歳未満の場合は2回接種します。1回目から4週間空けて2回目を受けるのが最も効果的だといわれています。計画的に予防接種を受けて頂きたいです。

日常生活での予防は、流水と石けんで手洗い、速乾性の手指消毒剤もインフルエンザウイルスに効果があるといわれています。マスクの着用は、不織布マスクだとエアロゾルの50~80%カットしてくれるといわれているのでかなり効果があるといってもいいのではないでしょうか。

バランスのいい食事と十分な睡眠も大切です。インフルエンザにかかっても本来ならば自然に治る疾患なの、健康で十分な免疫を保つために体調を整えておくことが重要だと考えられます。

薬による治療法
吸入薬のザナミビル(リレンザ)、ラニナビル(イナビル)は病院や薬局で受け取りその場で薬剤師の説明を受けながら吸入可能です。点滴薬のペラミビル(ラピアクタ)は1回30分程度、内服や吸入も難しい人にも使用できます。

飲み薬のオセルタミビル(タミフル、オセルタミビル)は、1日2回5日間ウイルスが他の細胞へ広がるのを防ぎます。バロキサビル(ゾフルーザ)は1回、細胞内でのウイルスの増殖を抑えます。但し、12歳未満では慎重に投与を検討する必要があるといいます。自分の状態を医師とよく相談して一番適切な薬を選ぶようにしましょう。

まとめ
第3の感染ルートまであるインフルエンザですが予防が基本だと考えられます。それでも罹患した場合、忙しくてもゆっくり休養して治しましょう。他人にうつさないためにも外出は控えましょう。